現地からのリポート
拙い掛け合いですが、読んで頂けたら幸いです。
リポーター「今日はどちらを応援されるんですか」
おばさん「ディレクターさーん!この人仕事サボって口説きにかかってますよー」
リポーター「あなたは解釈の達人とみた!それでどちらを応援されるんですか」
おばさん「もうあたしは傷物よ」
リポーター「それはそれは、おめでとうございます。それでどちらを応援されるんですか」
おばさん「誰が傷物よ!清く正しく汚されただけだわ」
リポーター「そこのマンホールに頭隠して尻隠さずの僕ちょっといいかな」
おばさん「あっー!あっー!あたしを捨てる気ぃ?」
リポーター「靴底についたガムを剥がさない道理はないと思いますが」
おばさん「もう終わりよあたし達」
リポーター「始まってすらいません」
おばさん「ちょっと待って、これラジオよね?嘘だと言ってよ!ねえ!ねえ!ねえ!」
リポーター「とりあえずカメラさんに訊くことではないのでは」
おばさん「いやぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁああっほっっおぉぉぉぉぅぅぅぉううう!」
リポーター「あなたは嬉しくとも親族はハンカチ必須です」
おばさん「もういっちょ淑女風にいやぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁああっほっっおぉぉぉぉぅぅぅぉううう!」
リポーター「そんな淑女宇宙を見渡してもいません」
おばさん「っといけない。買い物の途中だったわ。急がないと」
リポーター「なぜ最前列に陣取っていたのでしょうか」