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何故、お前は俺の事を好きにならないんだって突然ワタシはバイト先の男性にこう言われた!

作者: 七瀬




”何故、お前は俺の事を好きにならないんだって突然ワタシは

バイト先の男性にこう言われた!“




・・・バイト先で働いている男性に、突然こう言われたワタシは急に

この男性に恐怖を覚えた!

職場でもあまりワタシはこの男性と話をしないし、もっと言えば?

職場の人達ともあまりこの男性は話をしない人。

そんな男性からこんな事を言われたら、”恐怖しか覚えないだろう。“



しかも、何故ワタシ、、、?

ワタシは職場でもこの男性が苦手で、目も合わせないし出来るだけ

この男性を避けて仕事をしてきたつもりだった。

それなのに、この男性はワタシにこんな事を言うの?




『”おい! ちょっと待て、少し話がある!“』

『えぇ!? ワ、ワタシは別に話す事はありませんから、』

『俺はあるんだよ、黙って着いて来い!』

『・・・・・・』




ワタシはしぶしぶ、この男性に着いて行った。

正直! ”この男性はワタシにとって恐怖でしかない男だ!“

そんな男性から、何処に連れて行かれるのかも分からないだけ

でも怖くて仕方ないのに、何を言われるのかも怖い!



そして人気のない所にワタシを連れて行くと?

この男性がワタシに何か手渡してきた。



『こ、これ、前からずっと欲しかったやつだろう。』

『・・・えぇ!? こ、香水?』

『・・・ううん、』

『ワタシが欲しがってたの知ってたんですか?』

『まあ、ううん。』

『”聞き耳立ててたって事ですか?“』

『たまたま聞こえたんだよ!』

『・・・どうだか?』

『えぇ!?』

『あぁ、何もありません!』

『じゃあ、貰ってくれるか?』

『貰えません! 欲しいなら自分で買いますから、ほっておいてください!』

『でも、俺がこの香水を付けるのはおかしいだろう? ならやるよ。』

『絶対に貰えませんから! じゃあ、買い取ります! 幾らですか?』

『・・・じゃあ、500円でいい。』

『はぁ!? 500円な訳ないでしょ! これ正規の値段で買ったら1万円

以上しますよ。』

『俺が値段を決めていいなら500円でいいよ。』

『本当にそれでいいですか? もう追加で払いませんからね。』

『・・・あぁ、別にいいよ。』

『じゃあ、買い取りますね! はい、500円!』

『・・・あぁ!』

『もうこんな事しないでください! ワタシが困るんですから。』

『・・・わ、分かった、』

『”でも、ありがとうございます。“』

『・・・あぁ。』






・・・ちゃんとこの男性と話してみると?

そんなに悪い人でもないみたいだ。


これがキッカケで、男性と話も出来るようになっていき、

ワタシは少しづつ、この男性の苦手意識が薄れていった。

口は悪いが、心優しい人なんだと分かったからだ!

“まあ~少しぐらいなら好きになってあげてもいいかなって“

思うようにもなったしね!

”ただ恋愛に発展するかはまだ私にも分からない事だわ。“


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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