第6話 チーム・ラグナロク
俺達が席に着いたことを確認すると、スノーが改めて話し始めた。
「みんな、あたしの主催するチームに集まってくれてありがとう。これだけハイレベルメンバーでのスタートを切るチームなんて、そうはないわよ」
メンバーの性癖やリアルでの業種はどうあれ、スノーの言う通り確かに滅多にないハイレベルスタートなキックオフメンバーだった。
一人以外は全員レベル20をオーバー。そのうち俺とスノーが30オーバーの上級位。それになんと言ってもレベル30を越える上位魔法使いが在籍しているチームなんか、滅多に無い。指揮と連携さえまともならボス級セラフを二体以上同時に挟撃されても怖くないだろう。
剣を扱う戦士系が二人、回復の要であるビショップも上位聖職者、援護のガンナーは魔法効果を付加させることで強力な破壊力を生む弾である【魔弾砲】を放てるレベルだし、いざとなれば複数のセラフを一撃で消し炭に変える強力な攻撃魔法を唱える上級魔導士が控えているのだ。ただやはり気になるのはレベル1のモンクであるララの存在だ。
攻撃の先鞭である前衛においてララのレベル差が有りすぎる。戦闘時の配置では、ララを中央に置き両脇を俺とチビが守ることになるだろうが、ボス戦闘時や乱戦になった時は、援護の手が回らず前衛を突破される恐れがある。
いかに強力な魔法を唱えることが出来る上位魔導師といえど、術が発動する迄のタイムラグがある。魔法は高位呪文で有れば有るほどそれが長くなってしまうのだ。ビショップは基本回復キャラであるため攻撃系は苦手。ガンナーも中、長距離のバトルレンジキャラであるので接近戦では殴る蹴るぐらいしか無い。前衛にはそんなもろい後衛の『壁』としての役割もあるのだが、如何せんレベル1では盾にもならない。もっとも、このレベルでクラスAのフィールドに居ること自体あり得ないからな、実際。
獲得経験値を考慮すると六人編成はチームとしては理想的だが、現実問題、前衛キャラに初心者が居る以上、員数外として考えざるを得ず、是非とも前衛にもう一人欲しいところだった。
「前衛にもう一人、攻撃系キャラが欲しいところね……」
俺と同じ考えを二丁目ドズルことドンちゃんが口にする。人間性はどうあれ、よくわかっている。伊達に高レベルって訳じゃなさそうだ。まあもっとも、接近戦が苦手なロングレンジの攻撃スタイルであるガンナーにとっては重要な事だからな。
「う〜ん、此処まで強力なメンバーになると欲がでるからなぁ。元アポカリプスのメンバーはシャドウがイヤだって言うし…… 」
そう言ってチラッと俺を見ながら考え込むスノー。
当然だ。このメンバーでさえ少々疑問なのだ。さらにめんどくさいタネを植えたくは無い。仮想とはいえ命のやり取り。自分的に信用できない連中と組むなら俺は傭兵の方が良い。少なくとも『仕事』として割り切ることが出来る。ワガママと言われようがそこは譲れないね。
「誰か良いキャラ知らない? 」
そう言ってスノーは一同を見回す。
「う〜ん、ティーンズ【10代】なら結構居るけど20オーバーとなるとなぁ。大抵どっかのチームに所属してるか傭兵やってるかじゃね?」
と、もっともな意見のリッパー。俺もそう思う。しかも一般的にレベル20を越えてくるとチーム内でも主要戦力になってくるため、引き抜くにしてもよほど魅力的な材料がないとなびかないだろう。
セラフィンゲインでは、クラス【職業】にもよるがレベル15を越えた辺りからレベルアップが急速に難しくなる。上昇に必要な経験値が飛躍的に増大するからだ。どんなプレイヤーでもレベル17から19辺りで伸び悩む事になり、レベル20はプレイヤー達の最初の障壁とされていた。20を越えたプレイヤーは初めて『上級者』と認められる。
ちなみに傭兵は、レベル20に達しているのが最低条件。そして何処のチームにも属さず、単独でセラフを狩る『ソロプレイヤー』になるには、少なくともレベル30を越え、かつ戦士系の直接攻撃を主体としたキャラ、若しくは俺のような魔法剣士でなければ無理だろう。無論そんなプレイヤーは極めて少ない存在だ。
「傭兵か…… ねぇシャドウ。貴方の傭兵仲間で誰か心当たりのプレイヤー居ない?」
やっぱりね、そう来ると思ったよ。だがなスノー、それはあり得ないんだよ。
「はいそうですかって簡単にチームに所属するような奴が、傭兵なんかやると思うか? すんなりチームにとけ込めるような奴らならとっくにやってるって。傭兵は元は皆どこかのチームのメンバーだったんだ。何らかの理由でメンバーと上手くいかなくなったり、しがらみなんかが嫌になって傭兵になった者がほとんどだ。仕事として割り切ることで自分の中の感情と折り合いを付ける。それが傭兵のポリシーだ。傭兵に仲間意識を求める事こそナンセンスってもんだ」
傭兵は金で転ぶ軽薄な存在だと思われがちだが、それは大変な誤解だ。確かに仕事に見合った報酬を要求するが、一度引き受けた仕事を放り出し、雇われたチームを見捨てて先に逃げたりはしない。だがそれは決して仲間意識からではない。純粋な職業意識からの行動なのだ。
傭兵達のよく使う文句に『信義と評判が命』という言葉がある。傭兵は一度悪評を立てられたら二度と仕事にはありつけない。
だってそうだろう? 誰だって肝心な時に逃げるような奴に金を払いたくはないさ。
それに傭兵は大概英雄願望が強い者が多い。
まあ、この世界に身を置くプレイヤー全てに、多かれ少なかれ『超人願望』『変身願望』が有ることは当たり前なのだろうが、傭兵はそれが顕著に現れる。
『レベルアップしてより強力なチームを目指す者』と『レベルアップするためにより強力なチームを望む者』
言葉にすれば微妙な差であるように思えるが、この思考のズレによって傭兵は傭兵であることを望む。相容れるわけがないだろう。俺のような存在は希だということさ。
「仕事でなら何人か食いつく腕のいいのがいるがな」
「傭兵かぁ……背に腹は替えられないか。ララのレベルがアップするまでは」
スノーがため息混じりにそう言った。
とりあえず頭の中で傭兵仲間の候補をリストアップしてみる。何人か候補を揚げていくうちにある人物を思いだした。いや……思い出してしまったと言うべきか。
「あ――― あのな、スノー」
「なに? 」
「一人、メンバーとして入りそうな奴を思い出した……」
俺のその言葉に一同の視線が集中する。オイオイ、そんな目で見つめるな。特にマチルダっ! お前はやめてくれっ!!
「マジで? 正式メンバーとしてってこと?」
輝くスノーの美貌。ああっ、可愛いってずるいよなマジで。
「あ、ああ、昔同じチームだった槍使いでな。今は傭兵なんだが最近会ってない。最後にあったのが半年くらい前で、その時はレベルはたしか……27だったと思う」
「へ〜、25オーバーのランサー【槍使い】なんて珍しいわね」
マチルダが感心したように呟く。確かに奴のいう通り珍しい。
槍は扱いが難しく不人気な武器だ。レベルの低いウチは相当苦労する。だが、高レベルになるとその攻撃力と貫通力は驚異的なレベルになる。剣では絶対届かないリーチで攻撃し、時には後衛配置から攻撃できる。助走を付けた突進攻撃は高い貫通力を誇り、そして何よりレベル25を越えると、槍独特の攻撃方法である『ジャンプ攻撃』が可能になるのだ。
コイツは槍使い特有の攻撃方法で、槍を使い続けることでレベルアップ時に跳躍力のパラメータが増加し驚異的な跳躍で文字通り天空から相手を攻撃する事が出来る派手な技だ。
空中にいる間は、相手が飛翔系のセラフでない限り、セラフの攻撃対象から外れる特性を持っており、ダメージを受けることがない。しかも上空からの落下スピードと重力による加速力で攻撃力が加算されピンポイントに強力なダメージを与えることが出来る、まさに攻防一体のスペシャルスキルだった。
しかしこれが繰り出せるようになるのはレベル25を越えてからで、そこまで達するには相当の苦労がある。これを繰り出せる槍使いはそうそうお目にかかれないつー貴重なキャラだが――― いや……
「奴ならメンバー入りに二つ返事でOKするだろうが……」
性格が少々変わっているんだが、もしかしたらこのメンバーではそれほどおかしくないように思えてきた。
腕は確かなんだが、アタマがな……
ハッキリ言って超疲れる奴だ。
「連絡取れる?」
完璧にその気のスノー。そんな目して覗き込まないでくれ。何度もいうが、可愛いは『ズルイ』
「さあな。なんせ半年ほど会ってないから……とりあえずコールしてみよう」
黒い携帯を開き名前を検索する。ボタンを連打し画面をスクロールすると、程なくして目的の名前を見つける。
『イーグル・サム』
何度見てもふざけた名前だ。見てると腹が立ってくるのでソッコー発信ボタンを押し耳に当てる。数回のコール音の後、相手が出る。
『ヘイヘイヘ―――イ! オ〜ケ〜ブラザー。僕チンは今、ち〜っとハンズフリーになれない事情がある訳よ! ソ〜リ〜 でもぉ ノープロブレム! 問題ナッシングっ! ミーが必ずリコールするから、発信音の後に、用件とソウルをプリーズ!』
アホかっ!
発信音を聞かずに通信を切りたくなる衝動を抑えながら、発信音を待つ。
ピ―――っ
「シャドウだ。聞いたらソッコー沢庵の46番テーブルに顔見せろ。それとな、留守電アタマ悪いからヤメロ!」
そう言って切ろうとした瞬間、電話口から声が掛かる。
「ヘイヘイ! ブラザーシャドウ。久しぶりだね。元気してた?」
「サムっ! てめえ今の……」
「此処の携帯に留守電サービスなんて有る訳無いじゃ〜ん。何年居るんだYO!」
だ、騙された。そういやそうだ。迂闊だった。条件反射でつい……
「鴉からのコールなんて珍しいからやってみたけど、大・成・功〜!」
「てめぇ…… ラッキーだったな。目の前にいたら首と胴を分離させてやる!」
怒りにまかせた右手から、圧力に耐えかねて携帯が悲鳴を上げる。
「WoW そいつはスプラッターだな。でもぉNon、Non怒らない怒らない。人生ポジティブ、世界はラブ&ピース。ところで何用ぞな?」
疲れる……コイツのペースにだけは合わせられない。いや、合わせたくもないが。
「話がある。沢庵の46番テーブルまで来い」
「それはさっき聞いたYo 何のようなんだい、カラス君?」
「会ってから話す。まずは顔を見せろ」
「ふ〜む、そうかぁ。オーケー、ならば後ろを見たまえ」
コノヤロウ……
奴の言葉にピンときた俺はゆっくり振り向いた。
俺達の居るテーブルの3つ先、カウンターの左から三番目の席に、バカ長い槍を肩にもたせかけて、携帯片手にニヤついた長身の黒人が見える。
相変わらず人を食ったような顔で、手なんぞふりやがって。
俺が携帯を切り折り畳むと奴も折り畳み、槍を肩に掛けて近づいてきた。相変わらず背がでかい。前に聞いたら197cmって言ってたが、何食ったらこんなになるんだ実際。日系クォーターだって話だが、どっから見ても日本人の遺伝子が混じっちゃいねえ。
ドレッドヘヤーに黒い肌。ほとんどの人間を見下ろす高身長。一見NBAのプロバスケ選手のようだが、日本生まれの日本育ちでしかも英語が一切喋れないんだよ、コイツ。
なのにやたらと和製英語を会話に交ぜるから胡散臭いことこの上ない。まさに『なんちゃって外人』しかも日本のちょっと古い歌謡曲が好きで橋幸夫のファンだそうだ。もうわけワカンネ。
「久しぶりだね、シャドウ。再会できてベリーハッピーだよ。元気そうで何よりだ、安心したよ。わりかしまともにやってるんだね」
「お前よりはすこぶるまともだ。そもそもお前に安心される筋合いはない。それと、念のために言って置くが、俺は再会してもハッピーだと思ってねえ」
「OW……相変わらずファッション同様言うことがブラックだなぁ」
と両手を広げてオーバーに天を仰ぐ。何処まで本気でやってるんだか見当が付かない。よく『雲を掴む様な』という比喩があるが、コイツの場合は『雲』どころか『霧』だ。
「俺の首が関節炎になる前に、とりあえず席に着け。話はそれからだ」
「オーケー」
そう言って細く長い腕を伸ばして椅子を引き寄せ、長い槍を肩により掛けながら席に着いた。腕同様長い足を器用に組んでテーブルに肘を付く。
「ウホッ スペシャルなビューティーが二人も! オイオイ何のパーティーだい? シャドウ、どっちがお前の?」
そう言ってララとスノーを交互に見る。細い目を丸くしながら、妙に白い歯をむき出して笑顔を作る。まるでサルだな。
「黙ってろ。どっちもそんなんじゃねえ。コイツはイーグル・サム。今話してたレベル27の槍使いだ。ふざけた名前だが俺は『サム』って呼んでる。頭は悪いが腕は確かだ」
「28だよ。一昨日アップしたばっかだけど。頭悪いってずいぶんな言い方だなぁシャドウ。でもメ〜ンは頭じゃないでしょ。ココ、ソウルで勝負Yo」
ならいっそソウル【魂】だけになってくれ。
とりあえず、一通りメンバーを紹介し、話の趣旨をサムに伝える。サムは時折、さも外人っぽく英語風の合いの手を入れながらスノーの話を聞いていたが、やはり何処か胡散臭い。
「オーケー、オーケー プリティスノー。アンダースタンドしたよ。面白そうなチームだ。引き受けさせて貰おう。何てったってララちんのレベル1ってのが気に入った。チャレンジスピリットに溢れている。う〜ん、エキサイティングだ」
と快く承諾。気分的に微妙だが、とりあえず前衛の戦力不足の問題はあっさりクリアー。だがサム、『プリティー・スノー』じゃなくて『プラチナ・スノー』だから。気持ち判るけど……
さて、これで一応メンツも揃ったことだし、クエストについて―――
あっ、ちょっと待った。
「なあ、シャドウ。ところでこのチームのネームは何なんだい?」
その通りだサム。俺も今気が付いた。一同がスノーを見る。
「まだ決めてない……みんなで考えようと思ってたんだけど」
「ネーミングかぁ……」
考え込む一同。俺、ハッキリ言って苦手。そこへドンちゃんことマチルダが提案。
「みんな一人づつ、思いついたのを発表していったらどうかしら?」
なるほど、それがいいかも。
ドンちゃんの声音と言葉遣いにサムが反応し耳打ちする。
『シャドウ、あの生き物は何だ?』
『聞くな! 二丁目ドズルだ』
二丁目という単語に反応し「ノー、ドズル、ノー」と小声で頭を振りながら考え込むサム。コイツにもこんな事があるんだな。恐るべし二丁目ドズル、マチルダ。
「とりあえずあたしから。『ガーゴイル』ってのはどう? 」
と、まずドンちゃん。悪くない。ちょっとありふれてる気もするが、センスは良い。次ぎ、サモン。
「……『サイレント』」
そりゃお前だけだ。第一シンプルすぎる。次ぎにリッパー
「『ゲット○ッカーズ』はどうだ?」
気は確かか? モロパクリじゃねえか。訴えられるぞっ! 次ぎ、ララ。
「そうねぇ、『天然ラッパーズ』ってのは?」
「叩っ斬られたいか、貴様っ!」
「あ〜 マジになってるぅ 大人げな〜い」
―――くっ つ、次ぎ、サム
「ミーはね『サムと愉快な仲間達』ってのは…… NGだよね、やっぱり」
コイツにはもう何も聞くまい…… 聞いた俺がバカだったよ。
「シャドウはどうなのよ?」
とララが突っ込んできた。ムムっ、しまった、何も浮かばない。つーかマジに苦手なんだよこういうの。
「俺のは――― 」
「『ラグナロク』ってのはどう? 」
適当に言いかけた俺を遮り、皆の意見を聞いていたスノーがそう呟いた。
ラグナロク……
チーム・ラグナロク
良いじゃんよ。響きもカッコイイ。一同見回すが、皆相応に気に入った様子だ。
「グッド!負けたよスノー。ユーはナイスセンスね」
サム……お前のはさぁ、勝ち負け以前に、同じ土俵に上がってないから。
「じゃあチーム名は『ラグナロク』に決定! ねえスノー、ちなみに『ラグナロク』ってどういう意味なの? 」
とララの素朴な疑問。そういや良く聞く単語だが、『ラグナロク』って何なんだろ。
「えっとたしか…… 『この世の終わり』とか『世界の終焉』とか、そんな意味だったと思ったわ」
一同沈黙―――― なあスノー、ずいぶん微妙な意味合いだな……
名前の意味合いからは、嫌な未来予想図しか浮かんでこないが、とりあえず、意味は聞かなかったことにしよう。
「結構シュールなセンスしてるな、あのメイジ。なあシャドウ、どことなく似てないか? アイツに」
そう耳打ちするサム。
「チーム『ヨルムンガムド』ミーとユーが居たチームだ」
「何が言いたい? アイツって誰だ?」
肩にもたせた長い槍を指先でクルクルと持て遊びならサムが続ける。
「オイオイ、マジボケかい? アイツって言ったら決まってるだろ。忘れちまったのか? チームヨルムンガムドの主催者、そんでもって最強の魔法剣士……」
俺は答えなかった。忘れるわけがないだろ。思い出したくないんだよ、サル。
「んなわけないか……今でもその太刀使ってるユーにかぎってな。奴より上手く使える様になった?『鬼丸』より」
鬼丸―――
久しぶりに聞く響きだった。
かつて俺やサムが在籍していたチーム『ヨルムンガムド』の主催者にしてリーダー。最強の魔法剣士で伝説の太刀使い。
俺の持つこの『童子斬安綱』は彼から受け継いだ太刀だった。
「さあな……」
そう素っ気なく言って、俺はサムとの会話をうち切った。陣容はどうあれ、新しいチームの立ち上げの時に昔話はしたくない。それが苦い思い出ならなおさらだ。
それとな、お前とのシリアストークは、何となく体に悪そうだし―――
初めて読んでくださった方、ありがとうございます。
毎度読んでくださる方々、心から感謝しております。
第6話更新いたしました。
今回でやっとチームの主要メンバーが出そろいました。サムの加入で飛躍的に戦力が増大されたチームですが、色々とやらかしてくれそうな奴です。私としては彼が一人歩きしそうな悪寒でいっぱいです。智哉ではありませんが、彼につき合っているとページがいくらあっても足りなそうな気配です。厄介なキャラを作ってしまったと後悔する日も、そう遠くないかも知れませんが。
鋏屋でした。
〈次回予告〉
Lv28の槍使い、サムの加入で前衛の戦力不足問題がクリアーされ、チーム名も決まりいよいよクエストにエントリーする『チーム・ラグナロク』
しかし、やはりLv1のララの存在に不安を覚えるシャドウだが、そんな彼の不安をよそにやる気満々のララ。
一抹の不安要素を抱えたまま、チームは中・上級セラフ『ゲノ・グスターファ』討伐に向かう。
チームの今後を決める重要な初陣に力のはいるメンバー一同。いざ攻撃というとき、ララがとった行動とは!
次回 セラフィンゲイン第7話 『初陣』 こうご期待!