エピソード00
よろしくお願いします
・・・とある神界
「創造神オルフェイン様!!どうか、お考え下さい!!あの魂を人界に送るのは危険です!!」
天使の1人が顔を真っ青にして述べる・・・すると、
「もう決まってしまったのです・・・申し訳ないのですがこの魂を持つものには様々な災厄が立ち塞がるでしょう・・・しかし、この魂がここに留まると神界にも影響が出てしまうのです・・・」
と、慈愛の女神ルリスが話しを割って入ってきた。「だが、しかし!!!」「全ての責任は儂が取るじゃから、この事はどうか、どうか他言無用で頼む!」「だが・・「うっせーなジジイが責任取るって言ってんだろ・・・好きにさせたらいいだろ!」荒っぽい口調で現れたのは、戦神イーソルだ。
三神にここまで言われると流石に天使も・・・
「はぁ、分かりました・・・しかし!こちらの都合の為、彼には少しでも良い生活をして貰いたいと思います。」「分かったのじゃ・・・では、儂は、彼に魔眼を授け、身分を貴族にさせよう・・・」
「では、彼に少しでも多くの祝福があらんことを・・・」ルリスが転送の準備を始めた。
「俺は、そうだな・・・あいつが大きくなったら稽古をつけてやろう」と見てる側が怯える程の凶悪な笑みを浮かべていた・・・
「ルリス頼んだのじゃ!」顔を強張らせながらオルフェインは言った。
「準備が完了しました!」
「すまない・・・」オルフェインは反省の言葉を口にした。
この時、誰も考えていなかった・・・この選択がどれ程重要だったのかを・・・
そして、1つの公爵の家に新たな命が宿った・・・
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