日常の一コマ(ソラ)
一分あれば読める分量。20歳くらい。
お前は小さいヤツだと言われる。
何が小さいと言うのだろう。
体格だろうか?
それはもう、どうしようもないことで、ただの事実の指摘でしかない。
身長だって、体重だって、同世代の同性の平均値には満たないのだから。
それとも、心だろうか?
これももう、どうしようもない。
僕の心は、アマネちゃんでいっぱいだ。
他のものが入り込む余地もない。
僕は、僕の心に満足している。
僕の心が今より大きくなったとしても、その分、アマネちゃんでいっぱいになるのだろう。
アマネちゃんがいれば、それでいい。
アマネちゃんがいるから、それでいい。
小さいと言えば、「ケツの穴が小さい」って言葉もある。
僕は、自分がとりわけ小心だとは思わない。
ケチだとも、狭量が狭いとも思わない。
だからといって、「ケツの穴が大きい」だなんて言われたいとも思わない。
そんなこと言ったら、アマネちゃんはケラケラと笑っていた。
お腹を抱えて。珍しいくらいに。
だから、僕も笑った。
次回は長め。長めと言っても短い。
読んでいただきありがとうございます。ブックマークと評価、感想もありがとうございました。
誤字脱字等見つけてしまいましたら、お知らせいただければ幸いです。(頭が頭痛で痛いと同じような表現はそのまま放置しています)