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その後2 ※最終話 後書き付

 夜。

 二人の男が火事現場。

 試衛館高校の武道場跡に来ていた。

 

「あーん、近藤君、この傷跡・・・」

「あぁ、かなりの剣筋だ・・・この分だと、沖田も覚醒したのかもしれない」


「すると、相手の田中は・・・やはり撃剣師範の、あの田中寅蔵か?」

「そうだろう。彼も覚醒していたのかもしれない」


「ふっ、遅かれ早かれ、やはりこちらの時代に多くの奴がくるのかもしれないな。

 腕が鳴るぜ」

「・・・・」


「土方君、この傷、君ならつけられるか?」

「分からねーな」


「さすが沖田といったところか・・・・」

「だなー」


「最強の剣が蘇るか・・・新撰組の復興も近いのかもしれない」

「都大会で、沖田の高校とあたる。怪我でどうなるかはわかねーけど。

 当たった時に全力で倒す。次は本気をだしてもいいかもしれないしな。

 この刀で・・・」



 土方は腰につけている鞘から刀を抜く。

 それは数ヶ月前に盗まれた刀。

 『和泉守兼定』。

 新撰組副長、土方歳三の愛刀だった。










 とある一室。

 暗い部屋の中で、パソコンの画面が煌々と輝いている。

 

 画面に映るのは、燃える建物の姿。

 炎の中で二人の男が戦う姿。

 何倍にもスロー再生したことで、ほんの少しだけ映る二人の姿。


「面白い・・・この動き・・・縮地か・・・・」 


 動画を見ている者は、軽く呟く。

 机の傍には、妖刀『零式虎鉄』が添えられていたのだった。






【終わり】




ここまでお読み下さりありがとうございます。

短い連載 (1章の倍程、6万文字)でしたが、無事完結しました。




・本作 (2章)について

最初は1章の後書きにあった通り、「有村グループ虐殺編」を書いていたのですが

(沖田と彩が計画立てて、有村グループに『ざまぁ』する話です。

 彩が有村さんにコップの水をかけて張り手をする、というような悪役令嬢風の話です)

しかし・・・

なんか違うな・・・と感じまして、今の形になりました。

最早タイトルの「寝取られ」関係なく。

「なろう」っぽい異世界チートや悪役令嬢も出てこない、現代剣客バトルです。

(どうしてこうなった・・・)

本作のテーマといいますか、書きたかった事は・・・

2章冒頭にあった通り、「燃える夜の学校で、新撰組と刀で斬りあう」でした。

「覚醒無双」等中2MAX展開で「熱くてスカッとする話」これがやりたかったです。




続きについては未定ですので、完結にしております。

書きたいテーマが見つかりましたら、書くかもしれません。


では、失礼します。

ここまでお読み下さりありがとうございました。



※9/7 新連載始めました↓

  「チートスキル「美容整形」持ちの俺は、目立ちたくないのにハーレムに」

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9/7 新連載開始です~↓
チートスキル「美容整形」持ちの俺は、目立ちたくないのにハーレムに

 

【8/4 完結しました】↓
ビューティフルざまぁ~公爵令嬢、悪役令嬢への道を歩む~

 

さくっと同時連載中。↓
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