日本一商売上手な映画評論家
映画の宣伝、特に大作、超大作の洋画の宣伝となると、ほぼ必ずこの人のコメントが出てくる。実に商売上手と言えるだろう。それだけ、影響力がある。
ただ、この人の評論には、中身が無い。そう酷評されることが多いのも事実である。
それもそのはず、この人のコメントは、常に感情的だ。そして、その表現は非常に素朴である。
よく泣く。映画を見て泣かないことが無いくらいに泣く。
よく感動する。常に感動の渦に巻き込まれている。
よく驚く。何度も何度も震撼している。
ただそれだけ、それしかやっていない。
にも関わらず、映画の宣伝惹句では、ほぼ必ずその事が書かれるのだ。
ああ、何と偉大な評論家であることか!
讃えよ、その名を! 崇めよ、その名を!
この人の名は、「全米」!!
日本で一番商売上手な映画評論家である。
ごめんなさい。つい思いついてしまった一発ネタです。