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序章 語り手の挨拶

 俺の名は蔵橋正孝(くらはしまさたか)。ある地方に存在する警察署『紗霧井町紺戸署(さむいまちこんとしょ)』に勤める、一介の刑事だ。

 四十半ばにして、階級は巡査部長止まり。ノンキャリアで出世コースとは縁遠い人生を送ってきた。だが、検挙率は署内でナンバーワンという非常に名誉ある功績を持っており、周囲からは一目置かれていたりする。

 ……ただしそれは、俺だけの手柄ではなく、ある男と組んでいるからこそ得られたものなのだが。

「蔵橋、蔵橋、蔵橋」

 ああ今日も、俺の名を呼ぶ声がする。俺の相方……じゃなかった。俺とコンビを組む、相棒であり名探偵でもある彼の声が。

 今日は一体、色々な意味で何をやらかしてくれるのだろうか……。

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