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僕の魔法少女が機械と戦う訳が無い  作者: 黒江紅音
第一章 マジカルナナ、始まります!
1/9

劇前

 僕の名前は藤代ふじしろ 卓也たくや、小学3年生さ!

 両親は共働きだけど、年の離れた姉と僕の事が大好きな妹が居るから寂しく無いんだ。家族自体は何処にでも居る様な家族なんだけど……。幼馴染の七瀬 奈々(ななせ なな)ちゃんが余り居ない種類の子なんだ。



 奈々ちゃんはなんと、魔法少女なのだ! な、なんだよそんな目で見ないで。ほ、ホントなんだってば。2週間前に偶然拾ったらしい腕輪(抜けない仕様らしい)に魔力っていうのがあるんだってを込めると変身するんだって!

 僕も実際に変身する所を姉や妹と一緒に見るまでは信じられなかったけど、ホントなんだよ! 変身する時に裸に一瞬なる仕様は嬉し恥ずかしだったけど。




 僕と妹は素直に喜んだんだけど、姉はちょっと難しい顔して奈々ちゃんにこう言ってたんだ。


「私達の前以外では、変身したら駄目よ。大人達に知られたら何されるか分からないから。大きな組織の陰謀から魔法少女萌えな危ない大人には知られてはいけないからね!」


 前半は恐ろしく感じたから、僕と妹も頼んだけど奈々ちゃんは初めから僕達にしか見せるつもりは無かったんだって! 良かったー。それにしても、後半は意味が良く分からなかったなー。




 奈々ちゃんが変身出来る様になってから2ヶ月が経ち、今は小学3年生の夏休み! 僕の家族と奈々ちゃんの家族でキャンプに来ています。僕のお父さんとお母さんは、奈々ちゃんのお父さんとお母さんと大親友なのです。

 奈々ちゃんが変身出来る事は大人達は知りません。というより、姉が教えない様にしていました。なんでもお父さん達は魔法少女が好きらしいです。好きなら教えてあげれば良いのになー。これぞ姉フェルターって、お姉ちゃんが言ってたんですけど、よく分かりません。姉の言う事は時折難しいです。




 今は大人達から少し外れた所で遊んでいます。お姉ちゃんが武術を嗜んでいるので、周りに人が居るかどうかが分かるそうです。これぞ達人だね! って、姉に笑顔で言ったら凄い喜んでいました。ショタやべぇって、聞こえたけど僕には分からない言葉でした。

 実は奈々ちゃん、飛べるんです! この2ヶ月で色々な魔法を奈々ちゃん、憶えたんです。という事で只今、木に引っかかったバドミントンの羽を取って貰ってます。そんな魔法じゃないのにとかは、聞こえません。



 そして割と近い所での爆発音。コレがこの物語のホントの幕開けの合図だったのかも知れません。

 様々な悲しい事、辛い事が僕達を待ち受けていますが、それ以上に楽しい事や新しい友達との出会いが待っているんです!


 魔法少女マジカルナナ、始まります!!

魔法少女、始まります!


リリカルなのはが好きです。もしかしたら、なのはさんに引っ張られるかも知れません。でも、きっと大丈夫!


ちなみにはやてちゃんが、一番好きです。

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