お葬式
大喜「げ。もう外真っ暗じゃん。なあ達也。タバコもってない?」
達也「いいよ。ホラ」
大喜「ん。ありがと」
心一「あーようやく終わったなー。ずっと正座だったから足痺れたわー。それにしてもまだ信じらんないよなー」
大喜「ああ、昨日オカンに言われて俺マジ焦ったもん」
達也「うん。アイツが死んだなんてね」
大喜・心一「…………」
達也「正直、俺ドッキリなんじゃないかと思ったよ」
大喜「……んな訳ねーよ。オバさんスゲー泣いてたじゃん」
心一「そう言えばさー。俺たち揃うのって久しぶりじゃない?」
達也「成人式以来?」
大喜「おたがい大学とか仕事とかで忙しいからな。高校ん時は四人でよくつるんでたのにな」
心一「それでさ。この後どうする?」
達也「どうするって?」
心一「メシとかカラオケとか」
大喜「カラオケか。いいな。久しぶりだ」
達也「アイツ、モーニング娘超好きだったじゃん。追悼モー娘メドレーでいこうか」
藤雄「いいねー。俺、振り付きで歌うわ」
心一「アハハ。バカだ。あー、俺一回着替えてくるわ」
大喜「いいだろ別に。喪服のままでさ。今日はアイツのためなんだし」
心一「そうか。そうだな。別にこのままでいっか。ん?どうした?」
達也「いや……今、一瞬アイツがいたような……」
大喜「ああ。なんか俺もそんな感じした」
心一「じゃあ、アイツも連れて、四人でカラオケだな!」
おわり




