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今日も情シスは恐怖に慄く  作者: 葉柚
ブルースクリーンは突然に

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☆☆☆☆☆





「高柳さんっ!お待たせいたしました!」




「ごめんねー。忙しいのに。」




「いいえ。仕事ですのでっ!」




 高柳さんがスマートフォン片手に私に椅子を差し出す。




「じゃあ。よろしくね。オレ、ちょっと客先に電話しなきゃだから。」




「はい。わかりました。」




 私は高柳さんのパソコンを見る。


 そこには青い画面に白い文字でエラーの内容がかかれていた。


 


「自動修復でパソコンを修復できませんでした……って。あーもうっ!再起動繰り返してるじゃんっ。」




 このメッセージが表示されるときは、パソコンのハードが故障している可能性がある。


 内部記憶装置が故障していたら最悪パソコンの内部のデータがすべてすっとんでしまう。


 私は原因を調べることにした。


 


「こういう時は、マウスとキーボードとモニター以外の接続を全部外すっと。」




 プチプチとパソコンから伸びた線を取り外していく。


 まずは最低限必要な、マウスとキーボード、モニターを取り外してパソコンが起動するかを確認する。


 起動すれば、取り外したものが影響してブルースクリーンになったと考えられるだろう。


 


「どうかこれで起動してちょうだいっ!!」




 祈るように私はパソコンの電源を入れた。


 しかし、パソコンにはしばらくするとブルースクリーンが表示される。


 


「……ダメだったかぁ。もう一回、もう一回スタートアップ修復を……」




 ダメもとでもう一度スタートアップ修復をおこなってみるが、やはり改善はしなかった。




「うぅ……。これはもしかして本格的にパソコンがご臨終になられたのかな。」


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