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かなしばり

作者: masa330

「先生!」

よしおは大きく手を挙げて先生を呼んだ。

しかし、誰一人それに反応しなかった。

先生はおろか、

生徒も一人も反応しなかった。

それどころか、

先生はわざと食い気味なタイミングで、

授業を進めていった。

僕は失望した。

なぜかって、

勇気を振り絞って授業中に手をあげたのに、

完全に無視されたからだ。

もう一度上げることはさすがにできない。

僕がなぜ手をあげたか、

興味がある人にだけ教えよう。

僕は机の下で、

何かの虫が今にも死にそうなのを見た。

それで、手をあげた。

それで、みんな反応しなかったんだ。

あー、ひまだ。

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