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豚の余韻と睦月の罪
私には兄と小学生の頃からの親友がいたの、
そんな有る日、友達が家に遊びに来てた時に私が
買い物で留守にしてた時に兄が友達を無理矢理犯して妊娠させたの。
友達は、その事を私にだけ話してくれたんだけど
耐えきれずに家族に相談すると、
兄は有名大学の推薦が決まっていて、両親も兄の味方だった。
事を荒立てる事も出来ずに居ると、
偶然友人を見掛けて、思わず階段を降りる彼女を後ろから突き飛ばして
その場を逃げ去ったわ……
その後、友達は命に別状は無かったけど
お腹の子は助からなかった……
今でも突き飛ばした犯人は分からずに友達とは仲良くしているけど……
自分勝手なのは分かってる!
だけど……あの子に辛い思いを二度も味合わせたなんて……
死んでも知られたく無い……
私は毎日だってあの豚に抱かれる覚悟は出来てる!
明日から早朝には豚の部屋へ行くつもりよ!
それだけこの人に取って、その友達が大事だと言う事が分かる。
罪悪感と後悔に塗れた歪な友愛が。
〈おめでとう!〉
〈睦月さんの懐妊が確定しましたが〉
〈この時の睦月さんはその事を知る由も無く〉
〈毎朝犯され続けるのでした〉




