豚と英知な文学少女
クソが、私が寄りにも寄ってこんなキモ豚の
それもあんなクソガキの出涸らしなんて冗談じゃない!
(水無月)
「豚!あんな小娘やこんな小娘にばっかり出してるから」
「こんな薄くてチンケな量しか出せないんだろ?」
「特別にもう一回してやるから!」
「今度はキンタマの奥から出せよな!」
(睦月)
「あ!それは困る!」
「私が部屋を出られない!」
(水無月)
「自業自得だろ!」
その日、水無月さんが天使に申し出て
ルールが一部変更となった。
その日の咎姫が豚さんと目合までは、別の日の咎姫達は
豚さんと目合事が出来ないと言うルールに、
まぁ妥当と言えば妥当なルールだ、
当日の咎姫からすれば一晩中バイブで喘ぐか、首に電流を流されるかの
瀬戸際なのだから。
申し遅れました、私は文月、
始めにご説明した通りの文学少女です。
一見罪とは縁遠いと思われる私ですが
犯した罪は脅迫罪。
私は自慢じゃ無いですが、図書館の本を全て読み漁る程の無類の本好きで、
図書館の最新の本は予約でいっぱい。
なので今日も私は通いの本屋さんで黙って本を鞄に詰めて帰り読む……っえ?
それって万引きだから窃盗じゃ無いかって?
失敬な!此処の本屋さんは私が黙って本を持ち去る事を知っています!
初めて本を黙って鞄に忍ばせた時に見付かって事務所へと連れて行かれて、
店には此処の店主さんしか居ませんでした。
そこで私が顔を赤らめながら、
スカートの丈を少しずつ上げていくと店主さんも物分かりが良く、
店主さんは、入った給料を全額援助交際に使う程の色狂いで、
私も丁度本だけでは理解が及ばない
目合がどう言う物か知りたくて意気投合して、
店主さんは、本代の五百円程度で女が、それも現役JKが抱けるし
私も欲しい本が手に入って、本では経験出来ない事が経験出来て
お互いに良好な関係を築き上げる事が出来てました。
ですが、夢のような一時は呆気なく終わる物で
担任教師に、私が黙って本を鞄に詰めている所を目撃され、
私と店主さんは仕方なく口裏を合わて
担任が本を盗んで、私がそれを目撃したと嘘の報告をして
担任は警察に捕まってしまいました。
そして私は今豚さんの……
(文月)
「あ!」
そう言えば、店主さん以外の人と目合うのは初めてで、
そう考えると知的好奇心の方が勝り、私は豚さんの部屋の扉を開けた。
結果はハズレ