豚に宛がわれた咎姫
私が今日豚に犯される咎姫、水無月
私が犯した罪は殺人。
私は若くして会社を立ち上げた所謂敏腕女社長と持て囃された物だ、
あの頃の私は雄共の醜い嫉妬が
私の身も心もズタズタに引き裂くだなんて思いもし無かった。
私と秘書だった彼とはビジネスパートナーであり
夜のパートナーでも有ったわ。
彼とならこの先の困難も乗り越えられる、
彼となら明るい未来を切り開ける!そう信じて疑わなかった。
けれど彼は、私よりも若くして美人だったライバル企業の女社長とも
裏で繋がって居た……
私が出張から早く帰ると彼は私と愛を語り明かした
私の部屋のベッドの上であの女とインサートして繋がっていたわ。
それからと言う物、
私はその現場の写真をネタにライバル企業の女社長を蹴落としたけども
もう彼を愛する事が出来なくなって、
会社の負債を抱えさせてビルの上から飛び降りろと命じたわ。
検視の結果彼は自殺、あの女社長も何か言えば
彼との疑いが露見するため何も言えずに終わったわ……
もう恋なんてしないと、もうインサートなんて
自分には不必要な事……そう思って居たのに、
彼寄りも醜いあの豚の部屋へ私自らが出向き、
汚いアレが私の中へ入ると思っただけで吐き気がするわ。
責めて寝ている間にでも
私から……
(皐月)
「…………」
(睦月)
「…………」
中から数人の声が聞こえる、
(水無月)
「ちょっと!」
「今日は私の番なんだけど?」
「インサートし過ぎて出来なくなってとか止めてよね!」
皐月……とか言ってたガキは貞操帯を付けて
そそくさと逃げてったけど、
いつも豚に抱かれてるこの睦月とか言うガキはまだのようで
出て行く素振りが無い。
(水無月)
「一応今日は私の番なんだから」
「私の方が先で良いわね?」
水無月の質問に対してうん!と頷く睦月。
結果はハズレ