豚と償いの咎姫
気が付くと視界には、豚の部屋の天井が広がる。
(睦月)
「き……皐月!」
「確りして!」
「もう終わったよ!」
ゴピュッ!
自分の身体から下品な音が聞こえ、睦月がそこへ
人差し指と中指でソッとなぞり取る。
(睦月)
「ホラ!」
睦月は、私から出て来た白く粘り気の有るそれを私の眼前で見せた。
(睦月)
「このドクドクしたのが今」
「私と皐月のお腹の中に流れ込んでるんだよ……」
聞きたくないし想像もしたくない!
(睦月)
「せっかく豚の部屋に来たんだし」
「朝ごはん食べてこ?」
「豚も暫くは大人しいだろうし」
咎姫は豚に犯されてから一時間以内に貞操帯を付けないと
貞操帯が付けられなくなり、貞操帯を付けるにはもう一度犯され無いと
付けられなくなる他、
咎姫は貞操帯を付けて豚の部屋から出て
もう一度豚の部屋に入ると中央部屋に居た時間に関係なく貞操帯が外れる。
そして次の日の朝、私は睦月と共に豚の部屋へ来て居た。
睦月と違って特別早くに出たい訳でも無かったが、
これがあの子への償いで有るとすれば、
罰を受けるのが今の私に出来る事だと思ったからだ。
ドンドンドン!
扉の向こうから扉を叩く音が聞こえる。
(水無月)
「ちょっと!」
「今日は私の番なんだけど?」
「インサートし過ぎて出なくなったとか止めてよ!!」
今日の水無月さんに叱られてしまった。
因みに皐月は、今日もハズレ