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Babellu.intheWorld  作者: ピコ
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エリアルの○○○○マスター

----「ッハ!」目が覚めた。やはりこう毎日裏路地の隅で寝てるからあんな夢を見るのだ。「結局今日も分からずじまいか。」だがこんな夢とも今日でおさらばだ! なぜなら・・「今日、僕は生まれ変わるからだ!」

グギュュウヴュー ・・・ 僕の壮大な決意を明かしたところで僕の壮絶な腹の音が響く。

「・・・まずは栄養補給だな。」路地裏を抜けて大通りに出る。冒険者になりたくて、一番活動が盛んな街

エリアルに来てもう3ヶ月がたったが、だんだんここの生活にもなれてきた。なにせお金が無いので宿もとれないのが悔しいが路地裏で寝ることを覚え解決。 さすがに同じ場所にずっといたら怪しまれるので時折場所を変えて、今では全ての路地裏で寝て[エリアルの路地裏マスター]という謎称号も自分で授与した。

そんな僕も、毎日欠かさずいく所がある。商店街の脇にある小さなカフェ[ポッカスの目覚め]だ。

宿無し一文無しの路地裏マスターは、何度もここの主人に救われている。飯もうまい。そして何より看板娘のエリーちゃんが可愛い❤︎ よし決めた今すぐ出発だ。寝心地いい我が家との別れを名残り惜しみ街へくりだす

「ウワッ」相変わらず街はでかい。巨大な運河の中心にあるこの街は古風な雰囲気の家や店、オシャレな街灯

、そして今僕の目の前にそびえたつ王国城と、目が霞むほどキラキラしている。 世界にはまだ全く発見されてないところもあるらしい。今からとても楽しみだ。 カフェへの道を鼻歌まじりで歩いていると・・・

“ドガッシャーン!!ガラガラドガーン!!”と全く爽やかな朝にふさわしくない音が響く。

これだ。最近、国王がかわったらしく都市開発の一環として橋を造り直している。風情ある街並みをぶっ壊すし、僕の優雅な眠りを邪魔するし、(新しい国王はろくなやつじゃない。)という固定観念が住民達にも付いている。住民の愚痴を聞きながら足早く歩いていくと目的地が見えてきた。[ポッカスの目覚め]だ!

ウキウキしながら中へ入ると「おはようございます。レンさん。」麗しい声が脳内を駆ける。

これこれやはり僕の朝はこうでなくちゃ、頭の中で何度も再生しながら、紳士である僕は挨拶を返すことを忘れずに「おはようございます。エリーさん!」と朝一番の大声で言った。

寝起きで書きました。の割に長いね。休日だからね。これからはこんなに長くないと思う。

僕もエリーちゃんにおはようって言って欲しいもんです。

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