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この作品は異世界モノです。しかし和風、中世、古代、中華、現代と様々な時代の世界がごちゃまぜになっています。また作者は中3です。受験生ですので更新は遅いですし、短いですし、知能がないので裏設定とか全くないです。書きたいもの書いてます。楽しんで書いているので読んでくれたら嬉しいです!
この世界は複雑だ。そして……とても美しい。
File.1 『目覚め』
「おばあちゃん、あの大っきな塔はなーに?」夢の中の僕が言う。またこの夢か……これで5度目だ。
いい加減この夢も飽きてきた。毎回毎回同じ質問の繰り返し、なにせ一番納得がいかないのが……
「あれはね、X X X X Xだよ」これだ、この人(おそらく僕の祖母だろう)は毎回結局答えを教えてくれないのだ。(まぁ正確にはそこだけ全く聞き取れないだけなのだが……)そして夢の中の僕に近づこうとすると……「ウッ!」息が苦しい。まるでそれを知ることを体が全力で拒むように重くなる。そして……
「グワン」と世界が周り、放り出される様に、僕はこの薄暗い世界から目覚めていった……。