高嶺の貴女は百合色で
掲載日:2018/02/28
彼女は花、高嶺の花、凛と咲き誇る白い花であった。
彼女の恋愛対象に私は存在しない。
それこそ、性転換でもしない限りは見向きもされないだろう。
私の恋は咲くこともない。
私というものは彼女という花を飾ることさえできない雑草の一つだろう。
彼女はまた美しい百合色の花を愛でる。
私も彼女の隣にいれたのなら、どんなに幸せだろうか。
レズビアンに恋をした愚かな男を私は呪った。
私はまた、高嶺に咲き誇る貴女を観て深く溜め息を吐いた。
あぁ、この想いは届かない。




