はむはむ。ふぅふぅ。
「ぶちまけると言っても別に、今のボクに君たちに隠ぺいしているような込み入った事情が存在しているわけじゃないんだけどね。ただ単に、家庭の事情でも話そうかと思っただけ」
グレープジュースの入ったグラスを傾けた百日が、舌を湿らせながらぽつりと言う。
「家庭の事情?」
「そう。単純な話だよ。今のボクが形成されるに至る家庭環境の暴露。人の人格が完全に環境によって決まるものだとも思えないけど、それでも少しなりとも影響を及ぼしていることは確かだからね」
「で、お前はどういう環境で育ってきたんだ?」
僕がそう言うと、にっこりと笑って、百日はボクを見る。
ひどく嫌な目だ。彼女は僕を見ているはずなのに、その実、まったく彼女の瞳には僕なんて映っていない気がしてくる。
「まず、母はボクを産んですぐ逃げました」
「……」
「それも、父の財産をほとんど盗んで。それから……」
「待て。その時点でもう、かなり重い話なんだけど、まだあるの?」
「まだ序の口とは言わないけど、ないこともないよ。母親がいないってこともあって、ボクは小学校のころまでを父の実家で過ごしたわけだけれど、そこにいた父の母親、つまりはボクの祖母がひどい人でね」
ひどい人、そう口にしていながらも、百日の口調には何ら感情の滲むところがない。
「顔見るたびに睨みつけてくるし、時折ひどい言葉を投げかけてくる。何度、こんな奴、いなくなれと思ったか知れないね」
「それは……」
「ああ、ちなみにいなくなれっていうのはとても柔らかい表現であって、本当のところはし……」「言わなくていい。言わなくていいから、続けてくれ」
その手の聞いているだけで人を傷つけるような強い言葉は僕はあまり耳にしたくない。それも、今はそれほど憎からず思っている友人の耳からなんて特に。
「そう? なら、続けるけど。反対に、そこにいた祖父というのはとても優しい人だった。髪の色や容姿になぜか母の方の遺伝が色濃く出ているボクを温かく受け入れてくれて、いろいろ優しくしてくれた。結局はボクが小学校を卒業する前に死んじゃったんだけど、それでも、祖父のことは今でも好きだね」
百日がこうも素直に人を好きだと口にできるということはそれだけそのおじいちゃんが彼女にとって優しい人だったということだろう。
「小学校のころのことは、相田は知っているからアンドボクも言いたくないから省略ね。あえて一つ、抜き出すことがあるとするならば、ボクは精神不安定になって、リスカしてたりしたけどね」
言って、彼女は手首の辺りをこちらに近づけてくる。しかし、その跡はどこにも残っていない。
「やっちゃったのは一度だけだから、もうほとんどわからないかな。でも、あのときはちょ~っとばかし、心にきててそれで、そんな馬鹿なことをしちゃったんだよね」
「……」
「何が心にきてたのかは、察してってところかな」
斎藤からの一方的な拒絶、もしくは藍との断絶、あるいはその両方、といったところか。
「小さい出来事に関してはまだまだあるけど、小学校まではそんな感じで、それから卒業と同時に父の仕事の関係で、海外へ。実は父にはいなくなった母を探すという目的もあったらしいけど、仕事に追われてそれもできず。また、ボクの相手もほとんどせずに仕事三昧の日々。ボク自身に関しては日本での幼少時代が残酷過ぎたせいで、ほとんど印象に残っていることがないんだけど、あえて言うなら、ボクは意外とモテたというところかな」
「へえ。それは意外だな。その性格で」
「性格は関係ないってば。だって、ボク猫被ってたし。黙ってればかわいいでしょ?」
口のチャックを閉めるような仕草をした彼女が僕の目を見つめながら、口元だけで薄く微笑んだ。
「いや、全然かわいくない。藍の方が百万倍かわいい」
「……うにゃう。藍ちゃんに傾倒している相田には通じないかー。手を両手で握ってこんな感じにやってあげれば、けっこうコロっといったりするものだけれど」
言って、百日は僕の手を握る。
僕はそれを振り払った。
「えー、ひどくない?」
「ひどくない。いきなり触ってくるなよ」
「ボクが寂しがり屋だって言ったの相田でしょ?」
「手を握りたいのなら、斎藤の手でも握っていろよ」
「やだよ。なんであんな奴の手なんて握らないといけないんだよ、気持ち悪い」
仮にも自分の恋人になった男ではないのだろうか。なのに、気持ち悪いって。
「あとでるりとイチャイチャでもするよ」
「栗原の奴も災難だな」
「別に、嫌じゃないみたいだけどね。むしろ、ボクの方が辟易したくらいまである」
「……どういう意味だ?」
「相田は聞かない方がいいよ。それにマジな奴じゃなくて、単に人と触れ合う温度が心地いいだけだろうしね」
僕にはわからない理屈を語っている百日だったが、知らなくていいというのなら、きっとその通りなのだろう。女子同士の問題は僕にはわからない。
「それで、相田の方から、ボクに話しておくことはないわけ? 今なら二人っきりだから、藍ちゃんにも、るりにも言えないようなこと、言っちゃってもいいんじゃない?」
「あの二人に言えないようなことってなんだよ」
「いや、単に言ってみただけだけど、ボクと君が似ているから話したいってことだったでしょ? だから、そういうところで何かあるのかなって」
「ああ、なるほど」
僕は腕を組んで少し考えてから口にした。
「……僕は藍が本当に好きだと思うか?」
「それ、ボクに訊く?」
「いや、似ているんだろ? お前と僕」
「似ているとは言っても、当然、違う人間なわけだから、類似点はあっても重なるわけじゃない。そういうことでもあるし、そもそもボクは君の気持ちについて君と出会ってから以上のことを知らない。かき乱すことはできても君の気持ちを肯定してあげることなんてできっこない」
「そうか……」
肩を落とした僕に、でも、と百日が続けた。
「それで、相田に恩を返せるのなら、ボクにできることはさせてもらう」
その言葉に顔を上げる。
百日の一切笑っていないひどくまじめな表情がそこにある。今まで見た彼女の表情の中で、一番真剣味を感じさせる顔だった。
「……小さい頃から顔色を窺うのだけは得意としていたから、人間を見る目だけは養われてきたんだよね、ボクって。だから、その上でいろいろと考えた結果、人の気持ちには二種類あるとボクは思った」
「二種類?」
「自然とそうなる気持ちと、努力してそうなろうとする気持ち」
長い指先を一本ずつ立てて、百日が説明する。
「自然とそうなる気持ちっていうのは、言わなくてもわかると思うけど、普通に何も考えずに生きてて、ああ、こいつのこと嫌いだな、とか、こいつは好きだわ、とかって何も考えなくても思うこと。ボクの場合で言えば、憎々しいけれども、なぜか斎藤の奴を好きになった気持ちかな」
「なるほど」
「で、もう一つ。努力してそうなろうとする気持ちっていうのは、例えば、嫌いでどうしようもない人間がいたとして、でも、その人のことを嫌いでいる自分が許容できない。そんなとき、その人のことをどうにかして好きになろうと努力する。そんな気持ちかな。ボクで言えば、それは君とこうしてお話ししていることも当てはまる」
言って、百日は僕の目を見据える。
「……それは、本当は僕と話したくないっていうことか?」
「違う。そうじゃない。話したくないわけじゃない。ただ、放っておいたら自分から離れていくであろうことは経験的に知っているから、努力して自分をつなぎとめている。それが今のボク」
「結局、それは自分に無理を強いているということじゃないのか?」
放っておけば気持ちがなくなるというのならば、やはりその気持ちは本当ではないんじゃないのか。
努力しなければ立ち消えるだけの想いならば、やはりそれは嘘ではないのか。
そう問うた僕の言葉に百日がはっきりと首を振る。
「違う。よく考えてみて。そうなろうとするっていうことがどういうことか」
「そうなろうとする?」
「今の相田が藍ちゃんを好きかどうかっていう話はひとまず置いておいて、まず訊きたいんだけど、今の君は藍ちゃんのことを好きでいたいと思う? あるいはもっと好きになりたいと思う?」
百日のその問いに、僕は自分の内を軽く見つめ、それから、手に持ったグレープジュースを一息に飲み干す。鼻先にぶどうの酸いと甘いを混ぜ合わせたような香りが広がった。
「どう考えても、好きでいたいと思うし、好きになりたいと思う」
「そう。なら、それが答えじゃないの?」
「……どういうことだよ」
「まだわからない?」
「好きになりたいと思っている時点で、それは好きでいるのと同じことだって言いたいのか?」
「なんだ。わかってるじゃん」
嬉しそうに微笑んだ百日が親指と中指を突き合わせて、指を鳴らした。
「なりたいと思うということは、もうなっているのと同じことだよ。少なくとも、想いの上においては。相田が藍ちゃんを好きになりたいと思うっていうことは、それは好きだから好きになりたいのであって、藍ちゃんのことをなんでもないと思っているのなら、そんなことは思わない。だから、努力してなろうとする気持ちっていうのは、結局のところ自然にそうなっているという根源があって初めて成り立つものだということだよ。そして、自然にそうなるという気持ちがあった上で、強い意思の下に努力してそうなろうとする思いを持つ。そうすることで、もっとずっと、自分の気持ちを強くすることができる。ボクはそう思う」
だから、と百日は僕の胸の辺りを指さした。
「相田は何も迷わずに、藍ちゃんを好きでいればいいし、努力して、もっとずっと彼女のことを大好きになっていけばいい。自然にそうなる気持ちっていうのは、結局のところ、その場の雰囲気や空気感や自分の人生に流されているだけのようなものだけど、努力してそうなろうとする気持ちっていうのは、自分が心を曲げなければ決して揺らがない強いものだ。だから、何も考えずに誰かを好きになることを疑問にも思っていない人間よりも、相田はずっと強い気持ちを持っているよ。そうあることに疑問を思わない人間よりも、あるべき姿を追い求める人間の方がずっと尊い。少なくとも、ボクはそう思う。だから、相田は誇っていいよ。藍ちゃんをもっと好きになろうとしている自分を。藍ちゃんを好きすぎて、ボクまで改心させるに至った自分自身を」
「……そうか。……そうか」
僕は百日の言ったことを自分の中で噛みしめるようにしてそうつぶやいた。
胸のつかえが軽くなった気持ちがした。
「……ありがとな。百日。初めてお前と会ってよかったと思ったよ」
素直に思ったことを口に出し、感謝の想いの下にそう言うと、どこか照れたように百日は視線を逸らした。
「どういたしまして。理屈をこねくり回して正しい結論を導き出すことにかけては、自家中毒に陥り続けたボクはとても長けているからね。長所を生かしたまでだよ」
感謝されることに慣れていないのかもしれない。きっと、これまでの彼女の人生を考えて。
でも、これからは違うだろう。僕をこうして励ましてくれた百日が誰かに感謝されることだって、きっとずっと増えていく。だって、彼女自身が言うように、彼女はそうなろうとしてそうなっているのだから、それは普通にそうあるだけの人間よりもずっと強い。
「さあて。ボクもそろそろ寝ようかしらね。下着姿でいるのもさすがに肌寒くなってきたし」
言って、百日は立ち上がり、二の腕をさすった。
「ああ、ありがとな。お前のおかげで助かった」
「そう。なら、よかったね。ボクにしかできないこと、できたかな?」
「十分以上にな」
「そ。じゃあ、三回目だけど、ほんとにおやすみ」
「ああ。お前の明日が今日よりも明るいものになることを願ってるよ」
「くす。恥ずかしいこと言ってくれちゃってまあ」
ひらひらと手を振って、キッチンにグラスを片付けた百日は自分の寝室に戻っていった。
僕は水で口を注ぎ、グレープジュースの酸味と甘味を取り除いたのちに、藍の寝ている部屋へと戻った。
真っ暗な部屋に扉を開けて、中に入ると、もぞもぞと布団のこすれる音がした。
「……涼?」
寝ぼけた表情の藍が廊下から差し込む明かりに目を細めていて、僕は慌てて、廊下の照明のスイッチに手を伸ばした。
「悪い。起こしちゃったか」
「……大丈夫」
照明がすべて消え、目が慣れないためにほとんど何も見えない。
記憶を頼りに藍のいる布団に向けて、暗闇の中をそろそろと歩んでいく。
「……っ!」
案の定、足元に転がっていた段ボールに足首を引っかけた。
バランスを崩した体を支えきれず、そのまま転倒する。
「……むぎゅう」
苦しそうな藍の声がした。どうやら彼女の上に負ぶさってしまったようだ。
布団がクッションになったから、それほどの衝撃はいってないだろうが、さすがに今ので藍も完全に目が覚めてしまったんじゃないだろうか。
「ごめん。藍」
「……だ、大丈夫」
謝るとともに体をどける。
藍も布団から抜け出してきた。
深夜の闇の中、藍と布団の上で相対する。
徐々に目が慣れてきて、藍の顔が見えるようになってきた。
目はちゃんと開いているが、やはりどこか眠そうだ。
「……涼はこんな時間に何してたの? 涼の感触がなくて、目が覚めちゃったんだけど」
まぶたをぱちぱちさせながら藍が言う。
「まあ、ちょっとトイレに出たら、百日も起きてたからさ。ちょうどいいと思って話し込んでたんだよ」
「……ふぅん」
気だるげに相槌を打ちながら、藍がもぞもぞと僕の膝の上に上がり込んでくる。
「涼のぬくもりー」
挙句の果てに、すりすりと僕の胸に頬ずりしてきた。
なんだか藍の態度がちょっといつもと違うなと考えて、とある記憶に思い至る。
『寝起きのわたしは少し自制が効かないので、やりたいことはすぐやりたくなっちゃうのです』
そう言えば、藍はそんなことを言っていたっけ。
納得した。
起きたばかりの寝ぼけなまこ状態だと、藍は大体こんな風に、心に感じたままを行動にしてしまうということだろう。
と、そこまで考えたところで、ふといいことを思いついた。
「藍」
「んー? なにー、涼」
「好きだよ。藍」
「……わたしも好きー」
身を乗り出すようにして、藍が僕に抱きついてくる。
やはり!いつもの藍も僕の好意には真摯に応えてくれようとするところがあるけど、今の藍はさらにその傾向が顕著だ。
甘え方が半端じゃない。
これはチャンスだ。
さきほど百日と話して、藍をもっと好きになりたいという気持ちを強く持ったばかり。
それを行動に移すのはまさしく今だ。
身を寄せた藍の耳がちょうどよく目の前にあり、僕はそこに唇を寄せた。
「はむっ」
「ゃんっ……! く、くすぐったいよぅ。涼」
身を悶えさせながら、藍が耳元でとろけた声でささやく。
僕は衝動の赴くままに、はむはむと耳を唇でいじったり、息を吹きかけたりする。
「やっ……、だ、めぇ……。りょ、涼の息、……ぁぅ……」
はむはむ。
ふぅふぅ。
「……はぅ……、くす、ぐったい……。でも……これ……あたまのなか、ふわふわして……はぁっ、……なんだか……とっても……きもちいい」
うっとりとしたような声音になって色っぽい吐息を漏らしながら言う藍。
愛おしさに思わず抱きしめると、彼女はびくりと身を震わせた。
「ぎゅっとされるの、好き」
藍が噛みしめるようにそう息を吐く。
その声に胸がとても温かい気持ちになって、身体全体がぽかぽかとしてくる。
しばらくぎゅっとしたままでいると、彼女がもぞもぞと体を動かした。
「……りょう、さっきの……もっと、してぇ」
我慢できないというように漏らされた声に、理性が吹き飛びかける。
危うく人の家でやばい行動に出るところだった。
「……りょう、はやくぅ」
息を整えていると、催促されてしまったので、仕方なく――そう、あくまで藍が求めているのだから仕方なく、僕は藍の耳を食む行為に耽る。
今度は布団の上に僕が仰向けになって、その上に藍が覆いかぶさるような体勢になる。
僕の口元にはすぐに藍の耳がある。
僕はさきほどのように続けた。
「……これぇ……すきぃ……りょうのいきとか、舌とか……当たって……ぁんっ……」
……僕は藍の耳を舐めたり、甘噛みしているだけである。
決して、人様に見せられないようないかがわしい行為をしているわけではない。
外を歩くときに耳は隠さないだろう。ゆえに問題ない。
人前でアイスクリームを舐めることもあるだろう。ゆえに舐めるのも問題ない。
甘噛みだってするだろう。何も問題はない。
うん、何も問題はないな!
「……いきふーってして……、ぁんぅ……きもち……いい……ぅん……」
藍が耳舐めに悶えるたびに、彼女の身体がぴくりと反応し、彼女の太ももが動き回る。
耳全体を口に含むようにして、舌先を彼女の耳の穴に差し入れた。
「……ぁ……なか……あつい……。ぬるぬるして……ゃんっ……はぁ……ふぅ……んっ」
耳をいじる行為を続けるたびに、彼女の息遣いは荒くなってきて、「はぁ……ふぅ……」と熱い息が漏れる。
心なしか体も火照っているようだ。触れている体温が熱い。
どさくさに紛れてパジャマのボタンを外して、上を脱がせた。
薄い生地の肌着が露わになって、汗に濡れているために彼女の胸の形がはっきりと浮かび上がる。
……息も荒いし、体温も高い。少し涼しくさせるように服を脱がせるのは何もおかしくはないな! 熱中症にかかった人の体温を下げるために、首元を開けて涼しくしたりするだろう。それと同じ応急処置であって、少しも邪な考えは持っていない!
いやー、仕方ないなあ。僕ももうそろそろ寝たいんだけどなあ。藍が残暑の夜の暑さにやられて体調を崩しているとあっては僕も眠るわけにはいかない!彼女が楽になるまで付き添っているとしよう!
「……ぁあ……りょう……すごく……いいよぅ……あっ……んっ……」
恍惚とした声を漏らして、藍が舌っ足らずに感想を言ってくる。
「……きもち……よすぎて……はぁ……へんに……っん……なっちゃいそう」
……………………。
「……りょう、すきぃ……りょうにされるの……すきぃ」
…………………………。
「……んぅ……。りょう、そこはぁ……ぁん」
今の藍は呂律が上手く回っていなくて、吐息が多く、言葉数が少ない。
意識レベルを確認するために、声をかけながら肩を叩く行為などは『応急救護』として、非常に重要な行為だ。
同じように、藍の体の一部分を刺激することで、意識レベルを確認するのは彼女の応急処置を行う上で、非常に重要な――非常に重要なプロセスだ。特に念入りに行わなければならない。
それからしばらく、藍の求めるままに僕は彼女に『応急処置』をしていた。
前半と後半の差がひどい。「これぇ・・・すきぃ・・・」あたりから大笑いしながら書いていたんですが、冷静に見直すとだめですかね、これ。問題があるようなら、後で当たり障りのないように修正します。




