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和も洋も甘いもの  作者: 朝比奈 黎兎
番外編!!
30/30

*番外編 3*

番外編はこれにて最後。


そして完結になります。

 夕貴君の指で光るリング。それがはめられてるのは、左手の薬指。ということは、つまり……。


「やっぱ、清桜もあげたんだ。夕貴君に」

「あー……いや、それは俺からじゃないんだよ……」


 え、清桜からのじゃないの?


「フラれた!」

「違うっての!!なんで嬉しそうなのさ!!そうじゃなくて、夕貴が買ったの。俺のも、ほら」


 たしかに、大きさはやや違うけど、夕貴君のと同じデザインのリングが、清桜の指にもあった。って、夕貴君が買った!?


「どういう事?」

「僕が買いたかったんです。高校生の時は、清ちゃんが買ってくれて。……だから今度は僕が買いたいって思ったんです。それで、給料をちょっとずつ貯めてこの前やっと買えたんです」

「俺がちゃんとしたの買うって、約束してたからいいよって言ったんだけど。夕貴意外に頑固だし。真剣に選んで頑張ってるのみたら、ねぇ」

「ああああああ……もうだめ。なにそれもう、夕貴君健気。可愛い……連れ去りたい……」

「え……?」

「アハハ」

「おい、静香。それはやばいぞ」


 だってさぁ、夕貴君の家は凄くお金持ちでさ。苦もなくリングなんかすぐに手に入っちゃうのに。自分で働いてお金貯めて、それで、買うなんて……いいなぁ。理想だよねぇ。淳もそうだけどさ。やっぱり違うんだよそこは。


「ま、俺からも一個プレゼントしたけど……あれ、あまりしてないよね?」

「だって……無くしたりしたくないし……。でもたまに……家の中で付けてるよ」


 も……駄目。なにあの可愛い20代。犯罪。犯罪レベル。死んじゃう、死んじゃってもいい!


「鼻血でそう……」

「久々に会ってもそれかよ」


 面食いだからね。最近自覚したけど。

 今ちょっとやばい。九々も言えなくなるほどやばい。やばいしか出てこない。やばい。


「っと、そういえば清桜って仕事してんの?」

「人をニートみたいに言わないでよ」「へー、ちゃんとした職に就いてるんだ。ま、そこは変なとこ真面目だからだよね。で、どんな仕事?」

「今は研修医。この近くの総合病院」

「あ、やっぱり医者なんだ。精神科?」

「なんでそこに決め付けてんの?小児科」

「……清桜ってショタ……」

「静香と一緒にしないでよ。俺、手術とか無理かなってさ。まぁ子供好きだし?変な意味じゃなくね」

「ちょっと、それじゃあ僕がショタコンみたいじゃん」

「いや、あながち間違っちゃいなくね?」

「淳までそういう!ね、夕貴君はそう思わないよね!!ねぇ!!」

「え?!えと……えと……」


 ショタコンじゃない!!ちょっと可愛くて小さい子が好きなだけだよ!夕貴君とか!!


「夕貴君、お腹いっぱいになるまでたべてっていいよ」

「え?」

「僕頑張るから、遠慮なんかしないで。高校教師と研修医が払ってくれるから」

「げっ。お前、それはないぞ!!」

「研修医ってそんなお金ないよ?」

「うー……じゃあ……」


 メニューとにらめっこしてる夕貴君の両隣が喚いてるけど、気にしない気にしない。さ、じゃんじゃん作るぞ!!

皆様、今までありがとうございました!


本当、書きたいように書いてるので

面白いか、どうか微妙です。

心配です。



あまり二人の家の事とか書けませんでしたね。親とか出なさすぎ。

唯一、静香の兄ちゃんが出てきただけですし。

ま、これ以上キャラ増やすのもあれなんで。

名前覚えるの大変なので。


これで終わりにします!



拙い文章にお付き合いくださり、誠にありがとうございました!!

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