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*15*

久々になってしまいすみません。

さらに冬のお話になってます。時期を全く無視です。

申し訳ないの言葉以外ないです。



 文化祭も終わり、僕ら三年にとってはもう楽しみな行事もすべて終わったそんな時期。残すは自分の将来をかけた受験だけ。少し憂鬱。だって、せっかくの冬休みも全然楽しめないからね。毎日勉強に追われて年越しなんて、最悪だと思うな。ま、僕はそれほど勉強してないけどね。清桜とか良介を見習わないとな。二人とも頭いいからそれなりの大学行くんだよね。僕?平凡な脳みそですよーだ。そこまで成績にはこだわらないかな。

 今、僕は絶賛冬休み中なわけで、久しぶりに家に帰ってきている。けど、両親は店が忙しくてほとんど2階の住居には来ない。前、朝貴君を呼んだ時は裏から入ってもらった。家は前後を通りに挟まれた立地で、片方に店を構えてその裏が玄関になっている。3階建てで、2~3階が住居。和菓子屋だけど、つくりは結構現代的なのが、違和感ある。どうせなら日本家屋っぽい建物にしたらいいのに。その方が味がある。けど、最近そういうお店は少ないから、時代の移りなのかもしれない。一人、リビングに座り、暖房の効いた部屋で雑誌を読んで過ごす。

 この時期、淳とは会えないのはもはや恒例になってしまっている。というのも、淳の家は洋菓子店。この時期はなんといってもクリスマスがある。つまり一番忙しい時期といってもいい。だから、淳も家を手伝わなきゃなんないわけで。クリスマス一緒に過ごしたい僕としてはいい迷惑。まぁ、わがままは言わないけどね。表立って会えないし。淳も乗り気で手伝ってるわけじゃないって言ってたし。


「ケーキ余ったらくれるかな」


 なんて、考えてたら突然携帯が鳴った。電話のようだったので出てみる。


『静香―』

「どうしたの淳、死にそうな声して」

『朝から手伝いさせられてんのマジ死ぬ。あのさ、今から出かけね?』

「僕は暇だからいいけど、淳まだ手伝いじゃないの?」

『夜はさらに忙しいけど、臨時バイト雇ったから俺抜けても平気。な、じゃ今から駅前な』

「わかった」


 思わぬ朗報。読んでいた雑誌を持って自室へと向かう。まさか淳とクリスマス過ごせるなんて思わなかった。自室に入り、ベッドの上に雑誌を放る。クローゼットの中から白いコートとグリーンのチェックのマフラーを出す。外は朝から曇り空。こりゃ今日はもしかしたら雪降っちゃうかもね。寒そう。手袋はあえて持ってかない。それ位は狙ってもいいはず。財布に携帯を持って準備完了。もしかしたらもう淳は向かい始めてるかもしれない。僕もすぐに家を出た。

 何故近所なのに、家まで迎えに来ないかは、もうご存じのとおり。親にばれないようにするためである。いろいろうるさい親を持つと苦労するよね。


***   ***   ***


 駅前に付くと、やっぱり淳は先に来ていた。寒そうに上着のポケットに両手を突っ込んでる。結構まったりしたのかな。


「ごめん、お待たせ。珍しく淳が待ってたね」

「別に。俺が急に誘ったんだし。つか、さみー」

「雪降りそうだよね。で、どこ行く?」

「あー全然予定ない」

「んー、じゃいまから○ィズニーランド行く?」

「今から?ま、いいけど。帰り遅くなったらやばくね?」

「親には清桜の写メ見せてこいつの家のパーティーに呼ばれたから行ってくるって言っておいた。清桜にはうまく口裏合わせてもらうように頼んだから大丈夫。淳こそ……」

「俺んち放任主義だからな。静香がパーティーいってるって情報はえてるだろうし。うるさくいわれないだろ」

「じゃ、問題なく閉園までいられるね」

「電車で行くからこっちだな」


 あそこでクリスマス過ごすなんて、ベタだけどいいよね。一度行ってみたかったんだ。


あれで伏字はいいのか悩みます。

架空の名称をつけてもよかったんですが……


私はクリスマスの時期行ったことないので一度行ってみたいです。

ハロウィンはよく行ったことあるんですけどね。

テレビとかやってるの見ると行きたいなって思いますね。


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