第五十一話
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夏の日照りの激しい中、やっと友成の親父さんの所有する別荘に着いた俺達9人、まずはそれぞれ持ってきた荷物を整理しようとするが里奈が友成に質問する 『 あっ、そういえば友さん、私達の部屋割りはどうなってるんですか? 』 俺達に荷物の置き場所を指示してた友成は 『 一つの部屋をそれぞれ三人づつで使ってもらう形かな、俺達男子は丁度三人で決まりだから女子は皆で話し合って部屋を決めてくれるかい。』 そうだな、友成にしてはまともな配慮だ、俺が親友の適切な処置に安心してたら里奈が皆の前でとんでもない事を言い出した 『 え〜、お兄ちゃんと一緒の部屋がいいよ〜、里奈はお兄ちゃんと一緒じゃなきゃ寝れないもん。』 恥じらいのかけらもない事を言う里奈を奈津美さんが優しい口調で制した 『 里奈さん、年頃の女の子がそんな簡単に男子と一緒に寝るなんて口にしてはいけません、それに一つの部屋を三人で使うのですから里奈さんが貴志くんと一緒になっても他にあともう一人いるんですよ、ここは我慢なさい、・・・大丈夫、里奈さんにチャンスはまだありますわ、もちろん、私にもですけどね♪ 』 優しい微笑の奥に妖しい思惑を覗かせる奈津美さん、そんな彼女に諭されたブラコン妹はリスの様に頬を膨らませて話す 『 うー、分かりましたよぉ、じゃあ夕奈ちゃん、一緒の部屋になろうよ。』 なんとか里奈と一緒の部屋になるのは回避できたみたいだ、奈津美さんには感謝だな、ただし彼女が言っていたチャンスとはどんな意味だというのは聞かない方がいいだろうと俺の直感は告げていたが。 その後、女子六人の話し合いで里奈と夕奈ちゃんの部屋にいずみちゃんが加わりあとの三人、奈津美さんと彩花、紗恵ちゃんが一緒の部屋に決まった 『 真司〜、食事とかはどうなってるの。』 部屋割りを決めた直後に今度は彩花が友成に聞く、友成の言うには昨日までこの別荘にいたお手伝いさんが昨日の内に三日分の食事とバーベキューの用意、それと俺達が住める様に段取りをしてくれたそうだ、なんでも事前に友成が頼んでたらしい、かなり手際の良い友成に珍しく感心する、相当この三日間を楽しみにしてたんだろうな。 荷物の整理も部屋割りも終えた俺達は満場一致ですぐ近くの海に行く事を決めて別荘を出る、五分ほど歩いて着いた海は想像以上に綺麗でしかも誰もいない、こんな海が俺達の貸し切りとはな、女子達から離れ俺と友成、蒼太は近くの岩場に行き服を脱いで水着姿となる、するといずみちゃんの声が聞こえてきた 『 真兄〜、準備できたら出てきていいわよ〜。』 その明るい声に促され岩場から出たらそこには水着の女神が六人もいた 『 おっ兄ぃ〜ちゃん、一緒に泳ごうねっ 』 昨日も風呂場で俺の理性を崩壊寸前にさせた胸の控えめなロリコンには堪らないオレンジビキニの里奈 『 ・・・お兄さん・・・、綺麗な海ですね・・・、一緒に泳げて・・・、嬉しいです・・・。』 ポニーテールをほどき更にそのクールビューティーに磨きをかけたピンクビキニの夕奈ちゃん 『 こんな良い天気でしかもこんな綺麗な海で四森くん達と泳げるなんて・・・、友成先輩っ、ありがとうございます。』 頭を元気よくペコッと下げツインテールを揺らすチビっ娘、その姿に保護欲をくすぐる水色ワンピースの紗恵ちゃん 『 あ〜、真兄〜、その水着ってこの前私が選んだ水着よねっ、やっぱり似合ってるよ、今日はいっぱい楽しもうね 』 ボーイッシュな魅力だけではなく内面の女性らしさを存分に引き出してる紫ビキニのいずみちゃん 『 貴志〜、何ポーっとしてるのよ、そんなに私の水着がセクシーなのかな♪ しょうがないなぁ〜。』 そのFカップの胸と肉付きの良いお尻をグラドルばりの黒ビキニで引き立たしてる眼鏡を外した彩花 『 貴志く〜ん、皆さ〜ん、フフフっ、みんなで一緒に遊べて嬉しいですわ、けれども事故だけには気をつけましょうね。』 モデル並みの脚線美を惜しげもなく見せつけ皆への気配りも忘れない、その黒髪ロングとお椀型バストがこの上なく白ビキニとマッチしてる奈津美さん 『 青山先輩、友成先輩、・・・俺達はこの場にいてもいいんですかね? 』 自分の姉を含む女性達を直視できない純粋な蒼太、それにひきかえ友成は 『 ムフォーーー、この空間はこの世のパラダイスだな、社会人でこのシチュエーションなら一時間で二万は固いぜよ。』 欲丸出しでワケの分からん事を叫んでる、しかしこの愚か者がこの天国の空間を演出してくれたのだから文句は言えまい 『 友、お前には感謝するけど・・・、俺達ってこんな幸せでいいのかな? 』 目の前にいる水着を着た六人の女神たちに俺も笑みが押さえられない、今からこの女神たちと何をして遊ぶのか俺と友成は期待と股間を膨らましていた、蒼太はどうだかしらないけど・・・。
さて、この男女9人どうなる事やら。