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大切な人達  作者: 曹叡
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第二百八話

遅くなりました、短めですが美鈴といずみのお話です。

『 今度の日曜日ですか? 特に予定はありませんけど・・・。』


社長室に呼ばれた私は社長から日曜日の予定の有無を聞かれた、予定は無いと答えたら社長から例のお見合いの相手から今度の日曜に会いたいと言われたらしい


『 そういう訳だから矢島さん、日曜日お願いするよ、それと待ち合わせ場所はね・・・。』


こうして見合いの詳しい日時が決まった、どうせ断るつもりだから何時でもいいんだけど先方をあまりその気にさせない様にしなきゃね、ホント苦労するわ。




『 ねえいずみ、最近真司君とはどうなの? 』


『 どしたのママ? 近頃は真兄も忙しいみたいよ、3月には警察官の採用試験があるから勉強してるし、それがどうかしたの。』


真司君も忙しいんだ、彼ももうすぐ卒業だもんね、卒業したら警察官の採用試験を受けるって言ってたけど真司君ならきっと受かるわよね、私も将来の義理の息子の夢を応援してるから


『 そうなんだ、ふふっ、真司君も小さな頃から言ってたものね、俺は刑事になりたいって、確か昔のドラマの影響らしいけど理由はどうあれ人の為に頑張る彼らしい職業だと思うわ。』


『 うん、きっと真兄なら憧れの香取刑事みたいな刑事になれるよ、でもママ、なんでそんな話を? 』


『 あなた達の心配をするのは親の私の務めよ、特に深い意味はないわ、それでねいずみ、あなたに聞いてもらいたい話があるの。』


私はお見合いの話をいずみにした、最初は驚いたふうのいずみだったけど



『 ふ〜ん・・・ママが決める事だから私が言う事なんて何もないよ、私だってもう子供じゃないんだし、ママは自分自身の幸せを考えてよ、ねっ。』


私を励ましてくれた、少し不器用だけどこんなトコは私に似たのか洋一さんに似たのか・・・


『 ありがとういずみ・・・その言葉だけで十分よ、だって私の幸せはあなたと真司君が幸せになる事なんだから。』


『 ママ! 私も真兄もママをおいてけぼりにして幸せになったりしないよ、もしこの先ママに気になる人が出来たら私も真兄も応援するんだから。』


気になる人か・・・そんな人がこの先出来るか正直分からないけどとりあえずお見合いには行こう、うん、いずみと話したらだいぶスッキリしたわね。




日曜日の朝、私は約束した場所、地元で一番大きなホテルの前にいた、指定の時間まで後10分はある、まあいいとこの人みたいだから少しくらい遅れるかもしれないけど、のんびりと周りの景色を眺めてたら


『 あの、あなたが矢島さんでしょうか? 』


後ろから男性が声をかけてきた、振り向くとそこにはいかにも金持ちの息子って風貌をした気品ある男性が私を見ていた


『 はい、あなたは? 』


『 ああ、あなたが矢島さんですか、私は本郷雄太(ほんごうゆうた)といいます、小田切社長からあなたの事をうかがってました、いやあ、想像以上に美しい人ですよ、本当に。』


ああ、この人が今日の見合いの相手なのね、確かに外見は悪くない、蒼太君や伊藤君と比べても十分遜色ないわ、私も彼に挨拶する


『 初めてお目にかかります、矢島美鈴です、今日はどうかよろしくお願いいたします。』


『 こちらこそよろしくお願いいたします、矢島さん、今日はあなたに会えてよかったです、はははっ。』


陽気にわらう本郷さん、だけどたったあれだけでそう思えるものかしら・・・私は肩をすくめながら彼の後をついていった・・・。

第十七話を改訂しました、ほとんど変わってませんが。

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