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大切な人達  作者: 曹叡
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第百九十三話

何とか更新出来ました、もう1、2日早ければよかったんですけど。

『 ところでアオ、お前クリスマスイブの予定は何かあるのか? もしや愛しのマイシスターとラブラブなクリスマスか? だとしたら俺はお前を女神( アテナ )の名において処刑しなければならないがな。』


誰だよ女神って・・・昼休みのいつもの雑談、二学期も後一週間ばかりになり間もなく高校生活最後の冬休み、奈津美さんも彩花も現時点の学力で充分に目標の大学に行けるそうなので余裕の冬休みになるそうだ、頭いいからな2人共、友成は卒業したら小さい頃からの念願だった鉄道警察隊に入る為にいろいろ勉強するらしい、友成いわく親父さんも手伝ってくれるとか


『 親父としては俺には会社を継がせたかったらしいがなんとか説得してな、子供のワガママかもしれないがそれでも鉄道警察隊に入りたかったんだ。』


理解ある親父さんじゃないか、俺の親父とは大違いだ


『 親父も今じゃ俺の事を応援してくれてるよ、会社の事は気にせず自分の夢を叶えろってな、義母さんは好きにすればってしか言わなかったけど・・・。』


前にちょろっと聞いたが友成の新しい義母さんは義理とはいえ息子である友成に全く興味がないらしい、友成いわく義母がこの世で一番好きなのはホストクラブだとか・・・寂しい人だな


『 貴志君、イブは私も貴志君の家にお邪魔してよろしいでしょうか? 貴志君や里奈さんと過ごしたいのですけど・・・。』


奈津美さんが慎ましく聞いてきた、もちろん


『 どうぞどうぞ、里奈も喜ぶよ、夕奈ちゃんも来るしね、そうだ、彩花やトモもどうだ? いずみちゃんや蒼太達も呼んでさ。』


『 もちろん私も行くわ、でも蒼太と紗恵はもう2人で過ごす予定があるみたいよ、まっ、あの2人はラブラブだからねー、邪魔しちゃ悪いと思うわ。』


『 俺もイブはいずみの家にお呼ばれしてるんだ、いずみと美鈴さんが腕によりをかけた料理を用意してな、真沙美ちゃんも来るし俺はそっちでハーレム気分を味わうよ、アオはアオで上手くやるんだな。』


そうか、友成も蒼太もそれぞれの相手がいるんだな、リア充な奴らだ、俺なんて・・・やめとこう、今考えた事を友成に言ったら間違いなく奴は俺を殺る


『 そういや貴志は里奈に何かクリスマスプレゼントとかあげるの? 』


『 いや、逆に里奈や夕奈ちゃんが俺にプレゼントを渡すんだよ、どうしても俺に渡したいとか言うから俺も断り切れなかったんだ、だから俺も何かお返しを考えなきゃなと思ってな。』


俺が何の考えなしに言うと奈津美さんがクスッと


『 まあ、里奈さんも夕奈さんも準備にぬかりがございませんのね、実は私も貴志君へのプレゼントを考えてましたのよ、何なのかは当日のお楽しみですわ。』


奈津美さんもか・・・という事は当然言うまでもなく


『 だったら私も何もしない訳にはいかないわね、まだイブまで時間はあるし何か貴志が喜びそうな物を考えとくわ、ふふっ、モテるね貴志。』


彩花も加わる、それを横目で見てた友成は呆れ気味に


『 美少女4人からのプレゼントかよ・・・やはり女神の聖士であるこの双子座の黄金聖士、友成真司が逆賊のお前を粛清しないとな、明日の朝、校舎裏の倉庫で待ってるからな。』


1人で待ってろよ・・・しかし奈津美さんや彩花、それに里奈はどんなプレゼントを用意してくれるのかな? まさか彼女達自身とか・・・いかんな、俺も思考が友成寄りになってる様だ、すぐにR18方面に考えてしまう、夕奈ちゃんみたいに健全なマフラーとかそんなのでいいんだけどな、さて、どんなイブになるのやら・・・。

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