表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

いっちゃんストーリー

作者: 李氷 仁

適当に思いついたままを書いておりますので、ご了承ください。

 俺の名は(いつき)。永遠のさすらい人だ。世界中を旅して、一年に一度行きつけの珈琲店で仕事を行う。

 俺の仕事? ふっ、まだ俺の名を知らない奴がいるとはな。自惚れ過ぎたか…。

 お嬢さん、近い内に俺の仕事が何なのか分かるぜ。その時が来るまで楽しみに取っときな。

 おっと、時間だ。これから旅に出なくちゃいけないもんでね。俺の使命って奴よ。

 また会える事を楽しみにしてるぜ。あばよ。

「で、店長。あの人って何やってる人なんですか?」

「うーん。僕も良くは知らないんだけど、一年に一回ふらっと現れて、コーヒー片手に大量の紙に何かひたすら描いてるんだよね」

「へー。何か変な人ですね。あっ! 再来月の雑誌、いっちゃんさんのデザイン服特集だ!」

「あぁ、あの有名な凄腕デザイナーの人?」

「そうです! 一年に一回だけ突如として数百枚に渡る服を手がけて、それはどれも大流行するんですよ!

「何か『一年に一回』って所、さっきのお客さんそっくりだね」

「そんなことないです! いっちゃんさんは、あんな変なおじさん何かに似てませんよ!」

「写真とかって出てないよね」

「えぇ、顔とか年齢も非公開で、性別が男って事しか分からないんですよ。あぁ、きっと素敵な男性なんだろうな~」

         真実は闇の中に潜むのであった。


最後まで読んでくださってありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 優れたデザイナーであるからといって、かっこいいとは限りませんからね。なんだか納得しました。 また、文章作法をきっちり守られている様で好感が持てました。 疑問に感じたのは店長についてです。喫茶…
2010/05/13 12:17 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ