ドッペルゲンガー?
【81階層】ドッペルゲンガー?
階段を降りると、目の前に墓石があった。
──石にはこう刻まれている。
『ドッペルゲンガー ここに眠る』
「!?!?!?」
え、ちょっと待て。
さっき倒したよな?
というか丸呑みにした。
なぜ次の階層に墓が?
……また別のドッペルゲンガーなのか?
「こんなにドッペルゲンガー多いのか、このダンジョン……」
20階層あたりで最初に見つけたドッペルゲンガーが逃げて、80階層で再び遭遇して倒したわけだが。
まさか、また……?
──ふと、以前のことを思い出す。
前に、この墓石のようなものに触ったらドッペルゲンガーが出てきた。
「……さて、今回はどうする?」
選択肢が浮かぶ。
▶ 触る
▷ 触らない
……気になる!
俺は迷わず触った。
──ズバァン!!
「またか!!!!」
墓石が光り、ドッペルゲンガーが飛び出す。
また俺に変化しようとしている。
そして──また逃げようとしている。
選択肢が浮かぶ。
▷ 逃がす
▶ 逃がさない
「今度は逃がさない!」
俺はヴァイオリンで容赦なくタコ殴りにした。
バゴッ! ボカッ!
「ひぃぃ!」
ドッペルゲンガーは消滅。
──すると、また墓石が現れる。
『ドッペルゲンガー ここに眠る』
「……???」
なんなんだ、この無限ループは。
もう一度起こしたらどうなるか。
どこまでも気になるが──
「まぁいいか。」
眠りたいなら眠らせておけばいい。
──敵として出てきたら何度でも叩きのめしてやる。
俺は次の階へ進んだ。
・リソース更新
スキル: 蜘蛛の感覚 / 激しく踊りながら素早く移動して回避 / タコ殴り / 丸呑み / 地面に溶け込んで移動 / 道草 / くしゃみ / 買い物上手 / 終焉 / 満たされない心 / 水洗トイレ / 最後に行きつくのはとげへの感謝
アイテム: まさひこのネームプレート / 鍵束 / 小さな杖 / 銀の音楽アルバム / 冒険者アレクセイの記憶 / 金貨の袋 / 炎竜の鱗
装備: バッグ / 耐熱の手袋 / ヴァイオリン / おしゃれな髪飾り / 魔法反射の外套 / 大魔導士の腕輪 / 強者のグラサン / 強欲な盗賊の指輪 / 満たされた盗賊王のブーツ / ヴェルガル族のペンダント




