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エリート魔法使い

【60階層】ボス エリート魔法使い


階段を降りると、すぐにそれとわかった。


「……エリート魔法使い、か」


なぜか、直感で理解できた。目の前の男は、この階層のボスであり、並の魔法使いとは格が違う存在なのだと。


深紅のローブを纏った若い魔法使いが、静かにこちらを見つめている。


「ここから先へ進む資格があるか、試させてもらおう」


彼が杖を軽く振ると、空気が圧縮されたように重くなる。


一歩踏み出そうとしたが、足が動かない。


──いや、違う。魔力の圧が強すぎて、動けないのだ。


「……やばいな」


さすがはボス階層。過去のどの敵とも格が違う。


俺は、ふと腕に目を落とした。


大魔導士の腕輪。


魔法使いからもらい受け、装備したそれを改めて見つめる。


──すると、突然。


「……!」


魔力の圧が、ふっと消えた。


まるで、それまでの威圧が嘘だったかのように。


俺は驚いてエリート魔法使いの顔を見上げる。


彼の目がわずかに見開かれる。


しばらくの沈黙。


やがて、魔法使いはわずかに顔を伏せると、静かに口を開いた。


「あなたほどのお方を試そうとしたこと、心よりお詫び申し上げます」


……え?


「あなたは、私ごときが戦える相手ではないようです。どうぞ先へお進みください」


その言葉とともに、彼は杖を引き、広間の奥にある階段への道を開いた。


背後で、エリート魔法使いが深く一礼するのを感じる。


俺はしばらく呆然とした後、静かに頷き、無言で歩き出す。


階段へ向かいながら、俺は苦笑した。


「……ま、たまにはこういうのも悪くないか」


・リソース更新

スキル: 蜘蛛の感覚 / 影走り / タコ殴り / 丸呑み / 地面に溶け込んで移動 / 王の風格 / 道草 / くしゃみ / 買い物上手 / 終焉

アイテム: 誰かの目玉 / まさひこのネームプレート / ウナギ / 針×2 / 鍵束 / 回復ポッドの液 / 茶色い液 / 怪しい食料 / 巻き戻しの巻物 / 青い風景画 / 小さな杖 / 魔法のタロット ×3 / 銀の音楽アルバム / 死への特急券 / 冒険者アレクセイの記憶

装備: バッグ / 耐熱の手袋 / ヴァイオリン / おしゃれな髪飾り / 魔法反射の外套 / 大魔導士の腕輪 / 強者のグラサン


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