改造された冒険者
【29階層】改造された冒険者
階段を降りると、
目の前には巨大なゲート。
そして、監視カメラ。
「……ん?」
──ビィイイイイイ!!
突然、警告音が鳴り響く。
『危険判定』
「は?」
——ガシャンッ!!
あっという間にゲートが閉ざされる。
「……おい。」
少し前の"機械の墓場"を思い出す。
あの時、俺のデータが記録されたのか?
「……入れないのか?」
どうする?
選択肢:
1. 強行突破する
2. 変装してみる
「……変装か。」
俺はバッグを漁る。
——謎の毛と謎の牙を装着。
おしゃれな髪飾りを身に付け、
首を思い切り長く伸ばし、
右手と左手を強化してデカくする。
そして……
カメラの前でひたすら踊る。
──……
『危険判定解除』
ゲートが開く。
「……意外と雑だな。」
俺は中へ進んだ。
——中は何もない空間だった。
「……なんだ?」
しばらく歩いても特にこれといったものはない。
何のためのゲートだったんだ?
俺は変装を解く。
『危険判定』
「しまった!」
どこかに別の判定機があったのか——
──ズガァン!!!
「!!?」
音が響くと同時に、
改造された冒険者が目の前に現れた。
「なんだ、こいつ……?」
その姿は、
明らかに何者かによって"弄られた"半分機械の異形。
俺の近くまで来ると、
動きが鈍くなり、目が濁る。
かすれた音が口元から漏れた。
「タ……ス……け……」
「何っ!?」
——しかし、
「──ギャァアアア!!!」
「っ!」
俺は即座に影走りを発動し、横へ回避。
……意識が残っているのか? それとも罠か?
どうする?
選択肢:
1. なんとか意識を取り戻させる
2. 容赦なくボコボコにする
……俺は自分の本能に問いかける。
俺はこいつを……
ボコしたい!!
事情は分からない。
だが、容赦なくボコボコにしよう!
ヴァイオリンを振り下ろす。
ガンッ!
異形の体が軋み、
金属がへこむ。
「……ッ……が……!」
何度も、何度も叩きつける。
やがて、
異形の冒険者は膝をつき、
そのまま動かなくなった。
「……はぁ、はぁ……。」
俺は息を整えながら、
奴の傍に落ちていたプレートを拾う。
「まさひこ……名前か?」
それ以上考えるのはやめた。
俺はプレートをバッグに入れ、先へ進む。
——
・リソース更新
スキル: 蜘蛛の感覚 / 右手強化 / コスモバスター / 伸びる頑丈な首 / 不良殴り / 影走り / 持ち物台無し / ぶち込む / タコ殴り / 左足強化
アイテム: 大量の懸賞金 / 抜群な酒 / 謎の毛 / 謎の牙 / 学校の教科書 / スキルクリスタル / 誰かの目玉 / いい声の瓶 / 人体保存液2本 / 悪魔の書 / 空飛ぶベッドの残骸 / まさひこのネームプレート
装備: バッグ / 耐熱の手袋 / マント(残り3分の1) / ヴァイオリン / おしゃれな髪飾り




