神の代弁者?
【23階層】神の代弁者?
階段を下りると、そこは神殿のような空間だった。
高い天井、柱の並ぶ広間、壁には宗教画のようなものが描かれている。
何より、正面には——
鳥人間。
「私は神の代弁者だ。」
巨大な翼を広げた、人型の鳥。
両腕には鋭い鉤爪、頭には神官のような冠。
「お前に審判を下す。」
……妙なやつが出てきたな、と思った瞬間。
「お前は死刑だ。」
「何ぃ!?」
展開が速すぎる。
もう決定なのか? 言い訳も許されないのか?
「ふざけんな!」
とりあえず、俺はヴァイオリンを構えた。
バキィッ!!
全力で鳥人間を殴りつける。
「ギャアアアア!!」
くるくる回転しながら吹き飛ぶ鳥人間。
「本当なんだ! 私は本当に神の代弁者なんだ!!」
「知るか!!」
ヴァイオリン連打。
「お前に終焉の裁きを!」
「ふざけるのは頭だけにしろ!!」
タコ殴りにした結果、鳥人間は暴れ回ったが、次第に何も喋らなくなった。
「……何だったんだこいつ。」
スキル、タコ殴りを入手。
「そのまんまだな…」
一応、鳥人間の持ち物を漁る。
すると——
スキルクリスタルを発見。
「これは……?」
何かのスキルを取得できるらしい。
選択肢
持っていく
持って行かない
持っていく。
「毛や牙よりは使えそうだな。」
適当にバッグに突っ込み、さっさと次の階へ向かった。
——
・リソース更新
スキル: 蜘蛛の感覚 / 右手強化 / コスモバスター / 伸びる頑丈な首 / 不良殴り / 影走り / 持ち物台無し / ぶち込む / タコ殴り
アイテム: 大量の懸賞金 / 抜群な酒 / 謎の毛 / 謎の牙 / 学校の教科書 / スキルクリスタル
装備: バッグ / 耐熱の手袋 / マント / ヴァイオリン




