表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/100

鳥籠の塔

【18階層】鳥籠の塔


目の前にデカい塔がそびえ立っていた。


その側面には梯子がついている。だが、奇妙なことに——塔の上の方に「下への階段」が見えている。


(どういうことなんだ……)


上へ登らなければ下へ行けない。妙な構造だが、考えていても仕方ない。


俺は梯子に手をかけ、登り始めた。


バサバサバサッ!


突然、鳥のモンスターたちが飛び回り始める。カラスほどの小型のものから、人間大の猛禽類まで——奴らの鋭いクチバシが、俺の肉をついばむ。


「痛っ! これ、冒険者を鳥の餌にするために作られた塔なんじゃないのか!?」


何度か火球を投げつけて応戦するが、登るほどに鳥のサイズも数も増えていく。


「このままじゃジリ貧だ……まいったな……」


俺は一度梯子を降りきり、塔を見上げ、考えた。


(コスモバスターで塔ごと吹き飛ばせば、鳥もろとも片付くだろうが……階段までぶっ壊れたらどうする?)


やるしかないか——そう決断しかけた、その時。


ピュン!


いたずら妖精が瓶から飛び出し、塔の裏側へ回った。


「あっ! こら、何勝手に——」


ガチャ。


ウイイイイイイン……


塔の上にあった「下への階段」が、自動的に降りてきた。


「……え?」


急いで塔の裏側を確認すると、小さなレバーがひとつ。


「こんなの……ありか?」


あの苦労は一体……。


俺は虚無感に包まれながら、せめてもの戦利品として、落ちていた鳥の羽と焼けた鶏肉を拾い、次の階へ向かった。


——


・リソース更新

スキル: 炎の心得 / 魚変化 / 蜘蛛の感覚 / 右手強化 / コスモバスター / 伸びる頑丈な首 / 出会いの道 / 不良殴り / 火球の術 / 犬化

アイテム: 便器の欠片 / いたずら妖精の瓶 / 大損の引換券 / 新緑の宝石 / パラレルダンジョンチケット / 名工の砥石 / 鳥の羽 / 焼けた鶏肉

装備: バッグ / ナイフ / 耐熱の手袋 / 鍵爪付きロープ / 断ち切る剣


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ