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神復讐譚   作者: 輝葉
序章 〜能力〜
6/11

第六話 副作用

先生と一緒に居て5年が経った。

あれから先生と色んなところ行ったり、色んなこと話したり、一緒に修行したり楽しかった。非日常的だけど楽しい。

こんなの普通の人じゃありえない。

ただ、先生は先生の妹に会わせてくれなかった。

先生の友達には会わせてくれたのに。

先生が言うには、先生の後継ぎで団長になり

予定があわないらしい。

「流ちゃーん起きて。」

「あ、‥先生…おはようございます。」

寝ぼけながら僕は言った。

「おはよ〜。食事はできてるから、食べて少し休んだら修行始めるからね!」

「は〜い。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

カンカン。木刀と木刀が当たる音がしている。

「先生、ちょっと鈍ってますよ。」

「あれ〜そうかなぁ?」

「まぁ、」

その瞬間、先生はニヤリと笑った。

「っ!?」

「君の方が鈍ってるんじゃない?」

「っ…早い。」

目が追いつけない。だか前より少し遅くなってる気が…。気のせいだ。先生は強いんだから。

「疲れたぁ…。」

「全く、ランニング増やす?」

「辞めてください…僕死にます。」

先生の方を向くと先生が滅多にかかない汗をかいていた。


先生汗かいてたな。滅多にかかないのに、なんでだろ。疲れがたまってたのかな。お風呂を出たあと先生に聞いてみよ。


「せんせ…」

「華姉。なんで能力を使ってるんですか?」

思わず隠れてしまった。誰かが先生に怒鳴っている。

「ごめんって葉叶(はとあ)。」

「華姉の能力には副作用が発生してますよね。」

「なんで知ってんのよ。」

副作用って何?

「琴姉から聞きました。」

「全く、あの子は弟まで説明するなんて。」

僕は思った。弟は事故でって。嘘をついたの?

「とにかく能力の使用はやめてください。華姉。」

「琴ちゃんは引き受けてくれたんだよ?それに流ちゃんを育てなきゃ。」

「能力は使用しないで育ててください。琴姉は知りません。今は関係ない話です。」

先生の弟らしき人とはきつく言っている。

「無理だよ〜。流ちゃん強くなってて能力使用なしだと。」

「なら育てるのはもうやめてください。」

「嫌だ!嫌だ!」

まったくいつも通りだ。

「華姉!」

「流ちゃんは強くしないといけない。葉叶だってわかるはず、流ちゃんは…」

「…。俺帰りますね。俺は華姉には呆れました。」

「ちょっと、葉叶。」

先生の弟はドアを開けた。

「ちょっと…って流ちゃん!?」

先生は僕に気づいた。

「先生…俺に嘘ついてたんですね。」

俺は猛スピードで出て行った。

「華姉。もしかして流氷くん。」

「ごめん!お留守番は頼んだよ。」

「ちょっと華姉!」

急がなきゃ。

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