チュートリアルの説明的なー
圭太はわりとイケメンです
「今日は宴じゃ!勇者様方は個人の部屋があるので専用のメイドに案内させよう。それでもう質問はよいか」
「はい」
「うむ。夕食の時間になったら専属のメイドが呼びに行くので安心せい。おい、勇者様方を案内しろ」
「わかりました」
「こちらがヒロセ様のお部屋です。何かありましたら私アリスをお呼びください」
「はい。ありがとうございます」
いゃ〜、部屋でか!それに綺麗だな俺の家より良いかもしれん、なんてな、とりあえず状況を確認しよう。でも、トイレは外だな。
今俺達はアルトリアという世界に呼び寄せられた。
そして、魔族という生き物を退治してくれという頼みを引き受けた。
今はこんぐらいか、とりあえず頭がオカシクなりそうだから寝るか。
コン コン
「広瀬くん今大丈夫かな」
「大丈夫だよ。どうした、井上」
「広瀬くんはこれからどうなると思?」
「
分からん。ここがどんな世界で、どんな所なのかも分からない今はとりあえず安全な場所を確保しとくのは必須だろ」
「そうだね、、、でも、怖くないの?」
「めっちゃ怖いぜ。それはもちろん。
だけど怖がってるだけじゃ進めない。だから、冷静になって考えなきゃな」
「すごいね広瀬くんは」
「そんなことねーよ」
ベシッ
「痛っ。もう〜、いきなり何するの?」
「井上だって俺に相談してみるっていう一歩踏み出してるぞ。自分に自信を持てよ」
今の俺なら金○先生と同格かも
「ありがとう広瀬くん」
「少し落ち着いたよ」
「そうか。それならよかった」
「でもさー、長い付き合いなんだから名前読みでもいんじゃない?」
「名前読み?いやそれは、、、」
「名前で呼ばないと太一君にさっきまで圭太君の部屋で一緒に寝てたっていうから」
「拒否権なしだな。てか、今圭太って。まぁ、いいかこれからもよろしくな静香」
「うん!よろしくね圭太君」
「じぁね。また夕食の時に」
「おう。そうだな」
それまで寝るか
「広瀬様。起きていますか?ご夕食の準備が整いましたのでご案内します」
「今起きます。」
ガチャ
「な、な、なんで勝手に入ってくるんですかー!」
「服を着るのを手伝うのもメイドの仕事なので」
「でも、さすがに」
「し・ご・と ですから」
「はい。お願いします」
今めっちゃアリスさん怖かった〜。親に授業参観に勝手に来られてる時ぐらい緊張したわ
「ここが今日ご夕食を食べる場所です。皆さんもう揃っていますよ」
「俺もしかして遅刻してます?」
「はい」
マジか、入学式遅刻してのとほぼ同じだぞ、バカやろー。ここはちょっと言い訳言っちゃいまーす!
「遅れてすいません。トイレに行ったら迷ってしまって」
「よいよい。席に座りたまえ」
「ありがとうございます」
「では、勇者様方に乾杯!」
「乾杯!」
「早速遅刻とは大物ですなぁ」
「ウルセェ、お前は迷わなかったのかよ」
「もちろん迷ったが、30分前に部屋を出たのでギリギリ間に合った」
「30分前に出てぎりかよ、まぁ遅刻してる俺が言えないけど」
「静粛に。今からこの世界について少し知ってもらおうと思う。サリエル話を」
「はっ。勇者様方お初目にお目にかかります。私は魔法騎士団団長のサリエルと申します」
ヤベェえぐ美人なんだが
「この世界には魔物と言われる生き物が存在しております。魔物は凶暴で村や都市を襲ったりします。
そんな魔物の大元である。魔王を勇者様に倒して欲しいのです」
「おい、なぜお前らで魔王を倒さないんだ?」
このちょっとヤンキー喋りのこいつは土谷高太郎。
ガラは悪いが根はいいやつで結構俺と仲が良いと俺は勝手に思ってる。勘違い乙とか言うなよ!
「それは私達では倒せないからです」
「そんな、奴らを一般市民の俺らが倒せるとでも思ってんのか?」
「異世界から来られた勇者様方には強力な力が備わっているはずです」
「強力な力?」
「はい」
異世界行く時の特典的な
「あのー、ちょっと質問いいですか?」
「どうぞ」
「サリエルさんは魔法騎士団の団長と言いましたがこの世界には魔法があるのですか?」
それ、それ気になってた。魔法とか最高すぎんだろ。
「魔法はあります。基本的には誰でも使えますが、才能がない人はあまり使いません」
「魔法が存在するんですか」
「はい」
よっしゃゃゃーーーーーーーー!
「では、今から勇者様方の力を見せてもらいたいのです」
「どうやってですか」
「まず、」
「サリエル。それは夕食を食べてからだ」
「申し訳ございません。少し出過ぎました」
「勇者様よとりあえず夕食を食べ終えよう。それからじゃ」
とうとう俺が賢者になっちゃうのかな〜。くーーるーー
いっつも話が長くなってすいません。次はもっと短くします。
頑張りんご