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第1話 並行世界1(4月17日) 〜再会〜

お待たせしました。並行世界1の話になります。

 ジリリリリリリ!!


「んん・・・」


 僕は目覚ましのアラームを消すべく目覚まし時計に手を持っていく。

 何度か空振りした後、ようやく目覚まし時計に触れることができ、アラームを消すことができた。

 瞼を開けると、見慣れた天井が目に飛び込んでくる。

 聖林学園に入学してから暮らしている部屋に間違い無かった。

 夢じゃないか試しに頬をつねってみると、痛みがあったので夢ではないのだろう。

 事実は小説よりも奇なりとはよく言ったもんだと思いつつ、アズマリア様との会話を思い出してみる。

 僕が今いるのが魂が飛ばされた世界の一つで、並行世界(パラレルワールド)というやつなんだろうなぁ。

 とりあえず元居た世界と住んでいる所は同じようだけど、最初の内は元居た世界との違いを確認していくことになりそうだった。


「でも、まずは朝食か」


 僕は寝室のベッドから離れ、朝食の準備に取りかかりながら状況確認をしていく。まず冷蔵庫の中身を確認するべく扉を開けると、昨日の朝(といっても元居た世界の話)最後に見た時とほぼ同じだった。

 僕は冷蔵庫の中から数種類の野菜と卵を取取り出し、野菜はサラダに、卵はフライパンで焼いて目玉焼きにするつもりだった。さらに食パンを取り出し、オーブントースターに入れてこんがり焼くことにする。

 程なくしてテーブルの上にはオーブントースターで焼いた食パン二枚、目玉焼き、サラダが並び、冷蔵庫から牛乳を出して早速食べる。

 十分程で食べ終わると食器を洗い、学園に行く準備を始める。

 事故に遭ったのは四月十六日だから、アズマリア様の話通りだと今日は四月十七日のはず。

 僕は再び寝室に戻り、勉強机に置いてあったスマホ(元居た世界と同じ機種)を確認すると確かに四月十七日だった。

 念のため学園の時間割りも確認するが、これも元居た世界と同じだったので一安心する。

 僕は手早く制服に着替え、登校の準備を進めていく。

 制服は白いYシャツにベージュのブレザー、紺のズボンという出で立ちで、襟には赤の校章を付ける。

 この時点で時間は七時五十分。学園まではここから徒歩で十五分程で、ホームルームが始まる八時半までには充分に間に合う。

 僕は玄関でローファーに履き替えて外に出る。

 今住んでいるのは築二十年程のアパートの二階で、設備もそれなりに整っているので割と気に入っている。

 アパートの階段を下り、一年以上通った通学路を歩き始める。

 周りの景色を確認しながら歩くけど、元居た世界と何ら変わりが無かったのでひとまず安心だ。

 しばらく歩くと学園が見えてくるのだけど、その前に通称天国坂と呼ばれる急な坂を登らなければならないんだ。

 特に週明けの朝はこの坂を登るのがとてもしんどく、教室につく頃にはげんなりとした気分になってしまう。

 下校時は下り坂になるので楽ではあるが、運動部が坂道ダッシュしているのを見かけると大変だなぁという気持ちになってくる。

 僕は天国坂を登りきって聖林学園の門をくぐっていくが、やはり周辺の光景は見慣れたものしか無かった。

 校舎のなかに入り、下駄箱で上靴に履き替えてすぐ側にある階段を上り始める。

 二年生の教室は校舎の三階で、全部で五クラスある。どのクラスも四十人前後いて、男女比は4:6と女子の方が多い。

 僕は二年三組で、教室はちょうど真ん中に位置している。

 教室に到着すると、すでにクラスメイトが十人程居た。僕の記憶と照らし合わせる限り、元居た世界と席の位置はどうやら同じ様だ。ちなみに僕の席は窓側の後ろから二列目で、あまり目立たない位置でちょうどいい。


「おっす、優斗」


 僕が席に座ろうとすると、前にいる男子生徒が挨拶してきた。

 彼の名前は三上達哉。僕の親友で中学時代からの付き合いだから、もう四年くらいになるかな。身長も180センチと高く、イケメンで運動神経抜群、成績優秀と絵に描いたような主人公気質なんだけど、ノリが軽めなのが玉に瑕。ただ、欠点らしい欠点はそのくらいでコミュ力も高く、特に女子生徒からの人気が高い。


「おはよう、達哉」


 僕も軽く手を挙げて挨拶してから席に着く。


「早速だけどよ、今日うちのクラスに転校生がくるらしいぜ」

「は?転校生だって?」


 すでに新学年になって十日が過ぎていて、時期としてはあまりに中途半端だと思う。


「ああ、しかもかなり可愛い女子生徒だって噂だぜ」

「・・・何で達哉がそんなに詳しく知ってるのさ?」

「俺の情報網を甘く見てもらっては困るぜ。って言っても、知り合いの目撃証言を合わせた結果だけどな」

「ふ〜ん」


 僕としてはそこまで興味のある話題では無かった。確かにアズマリア様の話が一瞬頭に過ったけど、まさかこんな出来すぎた話はないだろうと思っていた。


 ・・・実際はそれ以上の体験をしてる訳だけど。


「優斗って女っ気が全くと言っていい程無いよな」

「達哉って何もしなくても女子を引き寄せるんだから羨ましいよ」

「おいおい、女子が寄ってくるのは何も良い事ばかりじゃないぜ」

「寄ってくる事自体は否定しないんだね」


 何て贅沢な悩みをしてるんだろうか。羨ましい限りだと思ってしまう。

 しばらく達哉と雑談をしていると、教室にスーツを着た女性と女子生徒が入ってくる。

 スーツを着た女性はこのクラスの担任で西尾茉莉(にしおまり)先生だ。黒髪を団子状にまとめていて容姿は整っているんだけど、仕事が出来るキャリアウーマンといった雰囲気で少し近寄りがたいと思っている生徒が多い。まだ二十代後半らしいけど、かなりの風格が漂っている。ちなみに僕はそんなに苦手じゃないけど。

 もう一人の女子生徒は達哉が言ってた転校生なのだろう。茶色がかった黒髪を肩口まで伸ばしていて、容姿もすごく可愛い。

 ん?でもどこかで見た事があるような・・・


「ホームルームの前に突然だけど、転校生を紹介するわ」


 西生先生に招かれて女子生徒が教壇の前に来ると口を開く。


「初めまして、北見奈月(きたみなつき)で・・・」


 僕と目が合うと自己紹介が途切れ、目を大きく見開いた。


「ゆ、優ちゃん!」


 女子生徒、もとい奈月が僕を指差して大声で叫んだ。


「な、奈月なのか・・・?」


 僕もその瞬間は奈月と同じ表情になっていたと思う。だって、こんな偶然の再会があるなんて全く想像もしてなかったからだ。


「うん、そうだよ!優ちゃん久しぶり!」


 今にも手を振りそうな様子で奈月は輝くような笑顔になったのだった。




「うう〜、恥ずかしい・・・」


 奈月は顔を俯けながら未だに頬を赤くしている。

 午前の授業が終わって昼休みになり、僕と奈月は食堂に来ていた。

 奈月はあの時大声を出した後、西尾先生に注意されて改めて自己紹介をする羽目になっていた。

 当然ながら僕もクラスメイトからかなり注目を浴びてしまって、達哉からもかなりしつこく聞かれる始末だ。

 何も答えないのは下策なので、とりあえず簡単な説明だけしておいた。


 北見奈月。


 幼稚園から付き合いのあった所謂幼馴染である。家族同士が仲が良かったので、僕と奈月も必然的に仲良くなった。はっきり言って、僕の今までの人生の中で唯一親密になった異性と言っていい。だからこそ、当時は奈月とずっと一緒なのだと勝手に思い込んでいたんだ。

 でも、彼女は小学生六年生の時に父親の転勤で引っ越していってしまった。当時は連絡手段も無かったし、あまりに突然の事で僕の両親ですら連絡先を知らなかったのだ。

 あの時の喪失感は学校をしばらく休んで引きこもってしまう程大きかった。

 結局、時間がある程度解決してくれたけど、喪失感という心の穴が完全に塞がる事は無かった。

 その奈月が四年以上の時を経て再び僕の前に姿を現してくれた。最初こそ驚いたけど、今はとても嬉しい気持ちで一杯になっている。

 でもその気持ちを必死に隠しながら努めて冷静に奈月へと話を続ける。


「奈月がいきなり大声出すから、僕もびっくりしたよ」

「だって、優ちゃんと久しぶりに会えて嬉しい気持ちが抑えられなかったんだもん」


 っ!何でそんな嬉しい事に言っちゃうかな。しかもすごく可愛くなってるし、スタイルも女性らしく成長しているからドキドキしてしまう。


「だ、だからって僕を巻き込まないでくれるかな。変に注目を浴びちゃったじゃないか」

「ご、ごめんなさい・・・」


 しゅんとなってさらに落ち込む奈月。

 あぁ、そんな悲しい表情をしてほしい訳じゃないのに。

 僕は何とかフォローしようと試みる。


「ま、まあ僕も奈月と再会できて嬉しかったから、おあいこだよ」

「ゆ、優ちゃん・・・」


 奈月が顔を上げてパッと明るい笑顔になる。

 うん、やっぱり奈月は笑顔が似合うなと思う。


「ねえ優ちゃん、今日私の家で晩御飯一緒に食べよ?」

「えっ、いいの?迷惑じゃない?」

「迷惑なわけないよ。お母さんにも聞いてみるけど、きっと喜んでオッケーしてくれるよ」


 その後雑談をして事情がある程度分かってきた。奈月のお父さんが働いてる会社の都合で急遽転勤になってこちらに引っ越すことにしたらしい。だから、学園に転校してくるタイミングも中途半端な時期になったという事だった。

 ちなみに奈月のお母さん、もとい千早さんに晩御飯の話をしたところ、二つ返事でオッケーが出たようだ。


「ふふ、すっごく楽しみ〜」


 昼休みの間ずっと、奈月は上機嫌になっていたのだった。




「どうせ晩御飯一緒に食べるんだし、一緒に帰ろ?」


 放課後、奈月の一言により僕は一緒に帰る事になった。最初の頃は好奇の視線多かったが、今では大半が生暖かい視線に変わっている。特にクラスの男子は嫉妬混じりの視線だったのに、「よっ、夫婦でお熱いぜ〜」といったからかう言葉まで飛び出してくる程だ。

 少し気恥ずかしい気分になりながらも、僕と奈月は下校をしながら雑談をしていた。まるで四年以上の空白を埋めるかのようにお互いが話をし続けていると、いつの間にか奈月が住んでいる家に到着していた。

 そこは一軒家で、意外に僕の住んでいるアパートから二分と離れていない場所だった事に驚く。


「ただいま〜」

「お邪魔します」


 僕と奈月が家の中に入ると、奥から一人の女性が姿を現す。


「おかえり、奈月。それと優斗くん久しぶりね!」


 奈月の母親、北見千早(きたみちはや)さんだ。驚いたことに以前見た時と全く変わらないどころか、それ以上に若く見えた。もはや奈月の横に並ぶと姉妹同士にしか見えない程だ。


「お久しぶりです、千早さん。以前よりもさらにお綺麗になりましたね」

「あら、口が随分と上手になっちゃって〜。優斗くんも身長が伸びてすごく格好良くなったわね」


 以前におばさんと言ったらすごく怖い雰囲気になったので、それ以来ずっと『千早さん』と呼ぶようになったというエピソードがある。顔は笑ってるはずなのに目が全く笑っていなくて、トラウマものだった記憶が今も鮮明に思い出せる。


「ありがとうございます。千早さんが綺麗だと思ったのは本当の事ですよ」

「ん〜、嬉しい事言ってくれるわね〜」


 千早さんはおもむろに僕を抱きしめ、身体中をペタペタと触り始めたのだ。


「ち、千早さん・・・」


 僕は困ったような声を出すも、千早さんは解放しようとしなかった。


「昔はよくこうやって抱きしめたよね〜。ふふ、抱き心地は随分変わったけれど、優斗くんの匂いは変わってないわ」


 他人が見ると少し引くかもしれない光景だけど、千早さんは控え目に見ても僕の事をかなり可愛がってくれた。奈月は一人っ子なんだけど、千早さんは男の子も欲しかったらしく、体よく(?)ターゲットにされてしまったのだ。奈月の家に行くと必ず千早さんは僕を抱きしめてきて、満足するまで解放されなかった。


「ちょっとお母さん、優ちゃんが困ってるじゃないの!」

「ええ〜、良いじゃない久しぶりなんだから」

「良くない!・・・わ、私だって抱きしめたいのに、お母さんだけずるいよ」


 顔を俯けながらボソボソと奈月は呟く。頬が赤くなってる気がするんだけど、一体何を言ったのだろうか。

 しかし千早さんには聞こえていたらしく、ニヤニヤと笑みを浮かべている。


「あらあら、もっと素直になれば良いのに。奈月もやってみる?」

「や、やりません!」


 奈月は顔を真っ赤にしながら階段を上がっていってしまった。怒っちゃったのかな?


「うふふ、我が娘ながら可愛いわ〜」

「相変わらず奈月をからかうのが好きですね」

「だって、反応が面白いもの」


 千早さんはようやく僕を解放して微笑んでくれる。やはり美人だなと思う。


「奈月は拗ねると大変なんですから、勘弁してくださいよ・・・」

「大丈夫、その時は優斗くんが何とかしてくれるから」

「えぇ・・・」

「ふふ、今のは拗ねた訳じゃないから、着替えて下りてきたら元に戻っているわよ」

「だといいんですが」

「気にしなくても良いわ。さ、優斗くんはリビングのソファーにでも座って待ってて。私は晩御飯の準備をしてるから」

「分かりました」


 千早さんに言われて僕はリビングのソファーで寛いでいると、しばらくして奈月が姿を見せる。

 部屋着に着替えたみたいなんだけど、微妙に露出が多くて目のやり場に困ってしまう。ショートパンツだから生足がモロに見えるし、シャツも割と薄手で豊かな胸元の膨らみもはっきりと見えてしまう。

 僕の気を知ってか知らずか隣に座ってくる。しかも肩が触れるほど距離が近くてすごくドキドキする。


「ねえ、優ちゃん」

「な、何?」

「わ、私の事、だ、抱きしめてくれる?」

「えっ!?」


 僕は石のように固まってしまう。そ、そんな事をしたら理性を保てる自信が無いんだけど。

 奈月は瞳を潤ませながら、僕の事を上目遣いで覗き込んでくる。うう、可愛いだけじゃなく女性の艶も感じて僕の心臓音がバクバクと聞こえそうな程やばかった。


「た、だめかな・・・?」


 奈月が不安そうに僕を見つめてくる。そんな顔をされたらするしかないじゃないか。

 僕は奈月を抱き寄せて頭を撫で始める。


「あっ・・・」


 奈月は小さく声を上げると、両手を背中に回して僕の方に身体を預けてくる。


「〜〜〜〜〜っ!!」


 すごく柔らかくて甘い匂いが僕を襲ってきて、理性がガリガリと削られていく。う、このままだと色々な意味でやばい・・・

 僕は気を紛らわすために、頭の中で今日の授業で習った事を必死に反芻しようとするが上手くいかなかった。

 さらに奈月は僕の匂いを嗅ぎ始めてくる。な、何をやってるんだこの娘は!?


「はぁ、優ちゃんの匂いだ〜。懐かしいな〜」

「ち、ちょっと奈月やめろって・・・」

「〜〜〜♪」


 だ、駄目だ、全く聞いちゃいない。かといって、男子高校生の悲しい性なのか、この状況を喜んでいる僕もいて無理矢理引き剥がす事も出来ない。一体どうすれば良いんだ・・・

 この天国のような地獄の時間は千早さんがリビングに姿を見せるまで続くのだった。




「はぁ、疲れた・・・」


 アパートに戻ってきた僕はベッドにダイブする。

 言っておくけど、身体が疲れているのではない。精神的に疲れたのだ。

 あの後千早さんがリビングに来てくれて本当に良かった。もし、来るのがもう少し遅ければ確実に理性は崩壊していただろう。

 ちなみに千早さんに散々からかわれたのは言うまでもない。

 挙げ句の果てに「優斗くんが奈月のお婿さんになってくれる日も近いわね〜」と千早さんに言われ、二人して顔を真っ赤にして少し気まずい雰囲気になった。

 せっかく僕の大好きなハンバーグだったのに、全く味が感じられなくてすごく残念だった。

 一応、最後の方は雰囲気も元に戻って和やかになったのが救いである。

 でも、奈月を抱きしめた時の事を思い出すと今も身体が熱くなってくる。不覚にももう一度、いや何度もやりたいと思ってしまい慌てて頭を強く振る。

 このままじゃ駄目だと思った僕は強引に頭の外に追いやって勉強机に向かう。

 机の引き出しから取り出したのはB5のノートである。というのも、これから毎日日記をつけるためだ。

 四つの世界を行き来するし、同じ日を四回も過ごすのだから日記でもつけていないと絶対に混乱すると思ったのだ。

 僕は今日起きた出来事を事細かに書いていく。奈月の家に行った出来事を書こうとすると奈月の感触を鮮明に思い出しそうだったので、心を無にしなければならなかった。

 おそらく、というか確実にこの並行世界では奈月との親密度が重要になってくるのだろう。

 僕は日記を書き終えると、シャワーを浴びてからパジャマに着替えるとそのままベッドに入った。

 今日だけでも色んな事があった。果たして明日、というかおそらく別の並行世界での四月十七日だろうけど、そこではどんな展開が待ち受けているのだろうか。

 僕は期待と不安を滲ませながら就寝するのだった。

お読みいただきありがとうございます。

今回は幼馴染の登場です。書いてる内にどんどん甘い展開になっていった気もするのですが如何でしょうか。

他の世界でも甘々な展開を書こうと思っていますので引き続き本作品をよろしくお願いします。

ちなみに本作品よりももう一つの作品をメインに書いています。

BATTLE DOLL MASTER 〜黒の執行人の物語〜https://ncode.syosetu.com/n4930fo/1/

もし、気になってくださった方はブックマークや評価等をして頂けると幸いです。

そして、本作品もブックマークや評価をして頂けると更新ペースが早くなるかもしれません!

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