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詩*祈りのようなもの*

見上げるひと

作者: a i o

海の裾から

広がる夜に

静けさを取り戻した浜辺


星は光を絡ませながら

見上げるひとの

視線をそっとかわしている


その耳から

音だけで広がる海は

誰の声ものせず


行き方も知らない明日

もう波と返した昨日


星は光を絡ませながら

見上げるひとの

動かぬ星をそっと隠している


遠くで佇む

見上げるひとよ


彼方の海に浮かぶ

彼方の星に輝く

あの孤独を見出すよりも


浅く沈む足跡に

私のさみしさを張るから


踏み出したのなら

いつか思い出して

その歩みを重ねてほしい






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