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心の砂時計

作者: 忘涙恋

初めての恋の詩です

読んでいただけるだけで感謝、感謝です

いつまで砂時計をひっくり返し続ければいいのだろう



何度も好きを落としてしまった

何度も何度もだ



それはいつも同じ終わりかた

永遠と続く

無限の輪




新しい恋をした

好きだと伝えたい

でも言えない




好きだとわかっていながらも

本当に好きなのかと

本当は好きなんかじゃないんではないかと




悩み続け、迷い、戸惑い、

時には悲しくなり、泣いて、

時には震え、おびえ、

自分が嫌になり、

悩み続け




悩み続ける間も

砂は落ち続ける




止まることなく

砂は落ち続ける




やっと決心がついたかと思うと

その時はもう遅い

砂は落ち切ってしまっている




悔やみ、恨み、

憎しみ、悲しみ、

なぜ自分は「好き」とただ一言を言えなかったんだろうと

何でもいいただ「好き」といえばよかったのだと

自分に怒りをぶつけ、憎悪が増す




砂時計は揺れる

今にも倒れそうなくらい

ぐらぐらとぐらぐらと



僕は叫び続ける

まるで赤ん坊が泣きわめくように




|        |        |         |




気づけば砂時計は倒れて割れて

砕け散っていた

この恋は終わったのだ

もう再生できないほどに




|        |        |         |




新しい恋をした




砂時計は再生した

そしてひっくり返された



もうわかっていた

わからないはずがない




でも




僕は永遠と砂時計ひっくり返し続けるのだろう



END

読んでいただきありがとうございました。

感想をいただけると大変助かります

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― 新着の感想 ―
[良い点] 好きを落としてしまった、とは、切ない文ですね。 素直に言えなかった思いは心に残ったままで。 砂時計が目に浮かび、割れた音、ひっくり返した音が 聞こえました。 [気になる点] 行間をもう少し…
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