表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集擬き  作者: 針山
68/355

水平線(すいへいせん)


水平線の向こうに行こう

歩いていた道のりを振り返り

そこへ向かうためにと

確固たる目的なんかなくても

私達はそこへの道を歩むため

今日も毎日努力した

やりたいことなんて隠して

バカをやって楽しんだ日

大切な思い出だから

それを失くしはしないけれど

それを無くしはしないけれど

それだけじゃダメなんだって

気づいたから

背中を押す友がいる

肩を並べる友がいる

胸を張れる友がいる

手を伸ばす友がいる

私には

こんなにたくさんの人が居たから

頑張ってなんて

無責任な声も

頑張るなんて

責任を持って言える

一緒に歩いて行く友がいる

ここで別れる友がいる

いつか出会う友がいて

いつか別れる友がいる

水平線を目指した私には

きっと変わらぬ友がいる

宿敵になって支えになって逢わせになって

この場所に向かおう

一人じゃない

どんな場所にも

友はいるから

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ