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詩集擬き  作者: 針山
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福音(ふくおん)



それはあどけなく幼い

少女の恋物語

一歩踏み出すことを怖がらず

一歩立ち止まることを恐れず

屈託のない微笑みを浮かべ

少女は宣言する

恋だ

恋だと

取り返し

手に入れると

少女の手は小さく

幼く

柔らかく

脆く

簡単に振りほどけてしまう

拙い拙い

小さな手

輪っかに沿って

伸ばした手は

言葉に成った気持ちは

余計に重くなる

初めての出会いで

ありがとう

これからも

よろしくね

少女はいつの間にか

大人になった





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