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詩集擬き  作者: 針山
65/355

死途(しっと)



いつもだった

私の先に

未来に

いつも隣にいた誰かが行っている

手を伸ばしたのに

引っかけることさえできず

大声をあげたのに

立ち止まらせることさえできず

かなしく

さびしい

そんな滲む声で

届かないコトバを

投げかける

きっと

そんなところに行くつもりなんてなかったんだ

私を置いてそこに行った誰かは

嬉しそうに笑って

ああああ

ああああ

狂ってしまう

澱んでしまう

壊れてしまう

しまうしまうしまう

口惜しさに身を焦がされ

悔しさに心を焼き払われ

それでも叶わぬこの身で

違いを見せつけられる

頂きは高く遠く

掃き溜めは低く近く

頬を伝う流水が

落ちる音も聞こえない

聞こえない

聞こえなかった

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