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詩集擬き  作者: 針山
57/355

停着(ていぎ)



自分の限界を知るのと

自分の限界が決まっているのは

どちらがより

残酷なのだろうか

自覚すべきと

君は言う

自分が何処までの人間なのか

理解すべきだと

納得して

諦めるべきだと

他人事のように

君は言う

そんな君は

僕に出来ない事を

平然と

運が良かった

それだけの理由で

ぶち壊す

運が良くても届かない

運が良くても超えられない

だから君は

限界を定める君は

これ以上なく

残酷で

これ以上なく

冷徹だ

そんな言葉しか

僕は溢せない

僕は限界を知らない

僕は限界が解らない

だから

どこまでも届くと思ってしまう

まだ

考えられる

それが

何処まで伸びているかなど

知らない方がいいとは言わないけれど

知っていたら

きっと

限界を知るのと

限界があるのは

どちらがより

残酷なのだろうか

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