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詩集擬き  作者: 針山
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告白恋愛(こくはくれんあい)


友達止まりの

好きですの言葉

君はそうやって俺の心を

確かなものにさせるんだ

君を夢中にさせる誰かに

嫉妬する帰り道

聞きたくてない聞きたい君の好きです

溢れる想いが伝わって

どうかそれが叶わなければいいなんて

嫌なことを願ってしまう

目で追うようになったのはいつだったかなんて

嘘を吐いて頑張れと

励ます俺がいる

聞こえてしまうかなんて

考えてしまう心臓の音

君を前にして

いつだって平静でいられたことなんてなかった

こうして一緒に帰ってふざけて

いられる事だけで幸せだったんだ

君がいるだけで幸せだった

それだけじゃ耐えられなくなったのは

きっと君の言葉を知ったから

好きを伝えられる相手が

いるなんて知ってしまって

どうしようもない君を好きな気持ち

これ以上募る前に

結ばれてしまえと自暴自棄

でも本当は抱きしめたい

長すぎた友達の期間

明日になれば忘れるなんて

そんな嘘で自分を騙す

少しくらい思い出がほしいなんて

後ろ向きな想いが滲み出る

気づけよバカなんて

言葉に出来ない想いが胸で暴れる

変わらない関係は

今日も続いて

明日も続いて

いつか終わってしまうんだ

俺の告白できない恋愛は


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