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喜努哀楽(きどあいらく)
貴方の歓喜は心に染みて
貴方の喜悦はこれ以上なく
貴方の嬉嬉は見せびらかし
貴方の嬉遊は子供の様
貴方の恐悦は優しくて
貴方の驚喜は突然に
貴方の享楽は存分に
貴方の欣喜は盛大な
貴方の随喜は感動から
貴方の欣幸はそこに至り
貴方の嚇努は怖くない
貴方の義憤は正しくなく
貴方の激憤は我が儘で
貴方の私憤は傲慢な
貴方の瞋恚は浅ましく
貴方の痛憤は激しくて
貴方の悲憤は行き過ぎて
貴方の憤然は変わらずに
貴方の憤懣は我慢ならず
貴方の余憤は残り続ける
貴方の哀感は漂って
貴方の哀願は訴えて
貴方の哀愁はしみじみと
貴方の哀傷は誰かを悼み
貴方の哀惜は惜しみいて
貴方の哀切は非常が入り
貴方の哀憐は慰めず
貴方の悲哀は通常で
貴方の不憫は理不尽な
貴方の憐憫は感想に
貴方の一興は少しあり
貴方の逸楽は気ままに
貴方の快楽は満たされて
貴方の感興は興味があり
貴方の娯楽は言葉の通りに
貴方の座興は添えられて
貴方の道楽は打ち込んで
貴方の愉楽は心から
貴方の余興は立てる為
貴方の法悦は恍惚と
貴方の喜努哀楽は生きる為
貴方の喜努哀楽は死ぬ為に
貴方の喜努哀楽は過ごす為
貴方の喜努哀楽は豊かに乏しく続いていく
