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詩集擬き  作者: 針山
34/355

名五(ない)


足りない

足りない足りない

足りない足りない足りない足りない足りない

私には足りない

何が足りない

何も足りない

どうやっても

足りない足りない足りない

縁を掴む腕も

背伸びする足も

足りない

想いも足りない

狂いも足りない

足りない足りない足りない足りない

足りない足りない足りない足りない

だからそう

足りないなら

補えばいい

代わりの足を

代わりの腕を

付け替えれば

足りない

足りない

足りない

想いも足りないなら

付け替えればいい

全部付け替えれば

足りないものは消えた

私も消えた

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