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詩集擬き  作者: 針山
333/355

示命(しめい)

一度目は戸惑い

二度目は躊躇し

三度目は決意し

四度目は理解し

五度目は目指し

六度目は悲観し

七度目は決別し

何度目かの

見知らぬ世界で

私は出会いと別れに

慣れた気がした

どんな境遇に陥ろうとも

必ず鳴る鐘の音を見つめ

地を走り

海を渡り

空を駆け

どんな壁が現れても

乗り越えられると信じているから

敗北はいらない

誰にも辿り着けない頂き

ではなく

誰もが辿り着く野原

そこを見据えて

歩き続ける

一人じゃないから

一人だとしても

一人じゃないから

輝くはずの

明日を掴むために

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