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詩集擬き  作者: 針山
315/355

考機(こうき)

お前の義務はなんだ

忘れてはいないだろう

ただ生きるだけが義務などと

ただ生きているだけで義務などと

そんな馬鹿なことを宣うのは

宣言するのは

地獄を嫌う聖職者だけだ

野心を持て

野望を持て

例え滅びを招き寄せても

例え敗北を引き寄せても

生きるだけなんて下らない

つまらない人生を掲げるな

笑われても

泣かれても

嫌われても

疎まれても

刻み込め

人などとつまらない

一部に終わらせず

世界を巻き込んで

刻み込め

楽しもう

愉快に愉悦に浸ろう

例え多くの犠牲をもたらしても

歴史を変える

一手を撃ち込め

それが義務というもので

それが権利というものだ

人が生きる

人が万物の頂点に君臨する

証であるのだから

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