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詩集擬き  作者: 針山
301/355

進旧(しんきゅう)

回り回った帰り道

誰も通らない景色の中に

僕は君の影を見ていた

歩道橋を渡った階段の

手すりについたガムを避け

閉店間際の商店街を

歩き続けた

出会う人は皆知っていて

名前も知らない

顔見知り

声を聞いてもかけたことなく

アーケードを抜けた先に落ちる茜の影

誰にも会わず

誰かに合って

未来を見ずに

進んだ通学路

曲がったミラーに視線を投げて

暗くなった朝日を背に

僕は君を空に見る

いつか交差する未来を

思い描きながら

僕はただ

この路を歩み続ける

それがきっと

消極的な別れ道と想いながら

僕の行く先に

君の面影はなかった

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