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詩集擬き  作者: 針山
273/355

個室(ゆーとぴあ)

悩みもなにもない

夢の世界に連れてって

しがらみも繋がりも消え去った

孤立した孤独をちょうだい

誰もが初対面の

駅のホームのような出会いにして

視線を上げず声も出さず

パーソナルスペースを確保して

個の世界に閉じこもって

描いた夢を

一人で見続ける

そんな世界に連れてって

管理され押し込められ

自由を奪われてもいいから

それが欲しかった一人の世界

笑顔を忘れて

生き甲斐を捨てても

欲しかった一人の空間

誰も彼も干渉できない

救うなんて言って

関わるヒーローなんて

いらないのだから


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