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同窓会(あるばむ)
高鳴って重なって
触れて離して叩きつけて
仲直りの口づけを
私の呼吸に合わせて吸って
貫いて連なって繋いでしまって
私と貴方の未来を
絞りに絞って
選択肢を囲って
選択を狭めて
知って忘れて思い出して
どんな記念品かなんて
メモにも残さずに
奏でて凪いで仕舞ってしまって
永遠に想って
瞬時に捨てて
心に決めないで
残さず
遺さず
濁さず汚さず
包んだまま
忘れ去って
おはよう
さよなら
またね
はじめまして
そう言って
私は笑ったの
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