表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集擬き  作者: 針山
23/355

『語未拾(ごみひろい)』

急いでた

速く早くと

人生の先にある

体験を経験を

少しでも多く知ろうと

一歩の距離を駆け跳ね

三歩の距離を縮め走り

残り少ない時間を

埋めようと

形振り構わず

求めてた

大事な大事な

今を忘れて

みんなが知る未来は

今があるから積み重なるのに

みんなが見る未来は

今があるから重ね積まるのに

勘違いして

空振って

立ち止まった時には

持っていた沢山のモノを

落としている事に気付いた

だから私は

戻りながら拾い上げる

時間は少なく未来は見えない

それでも私は

こうして見つけてきた

落としてしまったそれらを

拾い上げながら

今として大事に

生きている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ