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詩集擬き  作者: 針山
227/355

結一無二(ゆいいつむに)

愛して

愛して愛して

私を私だけを

私のことだけを

世界の誰よりも

世界の何よりも

考えて考えて

想って想って

愛してちょうだい

他の何かに気を取られないくらい

私のことだけを考えて

他の何者に負けることのないほど

私のことだけを想って

好きだよって

囁いて

愛してるって

呟いて

私を大事に

私を大切に

扱って

私が好き

傷なんて付けたくない

私は私だけがいいの

私は私だけでいいの

だから

だからだから

私だけを愛して欲しいの

なのに

それなのに

愛してしまう

愛してしまうのでしょう

私だけを愛せばいいのに

私だけが愛せばいいのに

それなのに

好きなのでしょう

世界で一人だけ

私だけが愛されればいいのに

私だけで

良かったのに

私は私だけを

私は私だけで

良かったはずなのに

もう

私は世界で一人じゃない

もう

私は世界で一番じゃない

あんなに大事だったのに

あんなに大切だったのに

私が私を

愛することが

それ

なのに

ああ

愛して

愛して愛して

好きになって

世界の何よりも

世界の誰よりも

よりも

愛してしまった

私は貴方を

世界でただ一人の

私よりも

惚れたら負けなんて

認めない

だから

愛して

私を貴方が

私が貴方を想うよりも

もっともっと

愛してちょうだい

足りないわ

少ないわ

私はもっと

貴方を好きなんだから


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